「事業者支援スキルアップゼミ(信用金庫・信用組合本部職員向け定期的な勉強会)」(第1回)を開催しました(令和6年3月12日)
関東財務局では、管内信用金庫、信用組合における継続的な人材育成の一助となるよう、独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部の協力のもと、事業者支援の中核を担う本部職員向けに、グループディスカッションを中心とした事例研究等による実践的なノウハウを身に付けることを目的とした定期的な勉強会(全4回)を「事業承継」をテーマに開講しました。
開催概要
- 開催日時 令和6年3月12日(火曜日)14時から16時15分
- 開催方法 対面
- 開催場所 さいたま新都心合同庁舎1号館 1階多目的室 (埼玉県さいたま市中央区新都心1-1)
- 参加機関 関東甲信越に本店を有する信用金庫・信用組合(計17先(名))
(協力:独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部、オブザーバー:関東経済産業局)
次第
- 開会挨拶
関東財務局 金融監督官 萬場 大輔 - 中小機構の支援施策と事業承継支援について
独立行政法人中小企業基盤整備機構関東本部 椎野 慧斗 氏 - グループディスカッション
テーマ:事業承継支援の体制構築及び掘り起こしについて
内容
- グループディスカッションは、参加者を3グループに分けて行いました。
- 各グループともに支援体制の構築及び掘り起こしについて多岐にわたる議論が行われました。
- グループディスカッション後、各グループのファシリテーター(中小機構関東本部)、関東経済産業局、中小機構関東本部から以下のとおりコメントを頂きました。
ファシリテーターからのコメント
- 事業承継案件の掘り起こしに関するアンケートは回収して終わりではなく、次のステップとなる講習会や検討会等、全体を考えた取組とすることが効果的。
- 経営者の意識によって担当者は対応を変えるべきであり、適切な時機に外部機関につなぐ等、見極めが重要。
- ディスカッションの内容を各機関で実践して、その結果を当ゼミに持ち帰っていただき、共有できるのが4回シリーズとしての特徴。この機会を活かして、我々も支援させていただきたい。
関東経済産業局からのコメント
- 中小企業経営者や後継者に対し、「事業承継は単なる経営者交代の機会ではなく、企業の更なる成長・発展の機会」であることを金融機関の皆様からご提案いただくことを期待したい。
中小機構関東本部からのコメント
- 他の金融機関から様々な話を聞くことで、自己の成長につながる気づきが得られることを期待している。
中小機構関東本部の説明
萬場金融監督官の挨拶
グループディスカッションの様子
本ページに関するお問い合わせ先
関東財務局 理財部 金融調整官
電話:048-600-1275