函館市において「青函地域経済活性化フォーラム」を開催しました
最終更新日:2015年12月22日
北海道財務局では、引き続き、地域の関係機関と連携し、地域貢献に努めて参ります。
1.開催日時
2.会場
3.出席者(順不同)
函館商工会議所、青森商工会議所、北海道商工会連合会、青森県商工会連合会
株式会社北海道銀行、株式会社北洋銀行、函館信用金庫、渡島信用金庫、江差信用金庫、函館商工信用組合
株式会社青森銀行、株式会社みちのく銀行
株式会社日本政策投資銀行、株式会社日本政策金融公庫
北海道財務局、函館財務事務所、東北財務局、青森財務事務所
(2)東北財務局からの報告
(3)株式会社日本政策投資銀行からの報告
〔※Destination Management Organization〕 (観光地域づくりの舵取り役を担う法人)
(4)各機関からの報告
函館市・青森市
青函の連携事例として、「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」、「青函観光宣伝協議会」、「青函圏観光都市会議」、「青函圏みなみ北海道連絡会議」の取組みなどについて、報告があった。
木古内町
新幹線木古内駅を活用した渡島西部・檜山南部9町による広域観光の取組みや、観光コンシェルジュの育成、道の駅「みそぎの郷 きこない」の整備などについて、報告があった。
北海道渡島総合振興局
北海道新幹線開業に向けた各種PR活動や、観光タクシー・定額タクシーなど二次交通に関する検討状況、民間企業や青森県との連携に関する取組みなどについて、報告があった。
青森県
青森県と道南地域を一つの圏域とする「津軽海峡交流圏」の形成に向けた「λ(ラムダ)プロジェクト」や、北海道新幹線開業に伴い新設される「奥津軽いまべつ駅」の概要などについて、報告があった。
函館商工会議所・青森商工会議所
函館・青森の両商工会議所の会員事業所を対象とした、商品開発や販路拡大等を促進するための、青函パートナーシップによるビジネスマッチングの実施状況などについて、報告があった。
株式会社北海道銀行
北海道新幹線開業を見据えた「東北・北海道地区交流促進地銀連携」や、交流人口拡大に向けた情報発信、商談会・ビジネスマッチングの実施状況などについて、報告があった。
株式会社北洋銀行
当行における地方創生に向けた態勢整備の状況や、青森銀行との各種連携事業、青函圏「食と観光」活性化連携、JTB北海道との連携事業などについて、報告があった。
株式会社青森銀行
当行の函館市における営業展開の状況や、北洋銀行・北海道銀行(東北地銀10行)との連携の状況、「青函活性化ファンド」の設立・活用の状況、青函事業者の交流事業などについて、報告があった。
株式会社みちのく銀行
「津軽海峡観光クラスター会議」の設立・取組状況や、食に関する商談会の開催状況、北海道銀行・JR東日本グループとの連携、「みちのく銀行経営塾」の取組みなどについて、報告があった。
(5)主な意見
- 北海道新幹線の開業は、まさに地方創生の絶好の機会。交流人口が増加し、「外貨」を獲得する機会となる。函館は観光インフラ整備の面でかなり活況を呈しており、更に、産業振興による雇用の確保も期待されるなど、極めて好環境にある。
- 北海道新幹線開業を契機として、青森県と道南地域を一つの圏域とする「津軽海峡交流圏」を形成し、圏域内の交流の活発化を図るとともに、圏域外からの交流人口の拡大を図り、この圏域の中で、より長い時間、より充実した時間を過ごして頂くことで、圏域内の経済効果につなげていきたい。
- これまでは、親睦事業としての交流が中心だったが、北海道新幹線開業を絶好の機会と捉え、より強固になった人的な繋がりを活かして、事業者に対するビジネスマッチング支援事業を青函共同で実施するに至った。「青函ブランド」として付加価値を付け、域外への販路拡大を支援していきたい。
- ビジネスマッチングについては、現状、個々のオーダーに対して個々に相手を探している形が多いと思われるが、より実効性を高めるためには、金融機関を含めた地域全体でネットワークを構築して取り組む必要がある。
- 北海道にとっては初めての新幹線開業、青森県にとっては第3の開業を迎えるが、引き続き、あらゆる機会を通じ、連携しながら各種事業を進めていきたい。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第一課(調整担当)
電話番号:011-709-2311(内線4355)