東京都分の経済情勢報告（令和5年10月判断）

令和5年10月25日

東京財務事務所は、東京都分の経済情勢報告（令和5年10月判断）を公表しました。
報告の概要は以下のとおりです。

1．総括判断

都内経済は、回復しつつある。

先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、回復が続くことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。

総括判断について、前回判断との比較を一覧表にしたもの。
項目	前回（5年7月判断）	今回（5年10月判断）	前回比較
総括判断	緩やかに回復しつつある	回復しつつある	上方修正

（注）5年10月判断は、前回7月判断以降、足下の状況までを含めた期間で判断している。

各項目の判断について、前回判断との比較を一覧表にしたもの。「-」は該当する内容がありません。
項目		前回（5年7月判断）	今回（5年10月判断）	前回比較
個人消費		緩やかに回復しつつある	回復しつつある	上方修正
産業活動		緩やかに回復しつつある	緩やかに回復しつつある	据え置き
-	製造業	持ち直している	緩やかに回復しつつある	上方修正
-	非製造業	緩やかに回復しつつある	緩やかに回復しつつある	据え置き
雇用情勢		緩やかに改善している	改善している	上方修正
設備投資		5年度は増加見込みになっている	5年度は増加見込みになっている	据え置き
企業収益		5年度は減益見込みになっている	5年度は減益見込みになっている	据え置き
企業の景況感		現状判断は、「上昇」超に転じる	現状判断は、「上昇」超幅が拡大	据え置き
住宅建設		前年を上回っている	前年を下回っている	下方修正

詳細は下記PDFファイルをご覧下さい。

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