第11回山梨活性化サロンについて
山梨県内の企業経営者や有識者とともに地域経済の中長期的課題について議論する会である「第11回山梨活性化サロン」を下記のとおり開催しました。
1.日時
令和4年12月2日金曜日 於:甲府合同庁舎
2.参加者
県内の企業経営者・有識者・地方公共団体・経済団体等 計22名(オブザーバー含む)
3.テーマ
二拠点居住
4.基調講演
(1)山梨県リニア未来創造局二拠点居住推進課 課長 長田 芳樹 氏
(2)キャップクラウド株式会社 社長室 ドットワークプロジェクト統括責任者
兼コミュニティマネージャー 北田 萌 氏
5.意見交換
テーマに基づいて、参加者による活発な意見交換が行われました。主な意見は以下のとおりです。
- 山梨県内の大学生の多くは、卒業後に県外の企業へ就職等しているのが実情。若年のうちから本県の魅力が感じられるような仕組みの構築や、雇用機会の創出が必要だと考えている。
- 晩年は都心で暮らすことを検討している者も多い。本県に移住・定住者を増やすには、インフラの更なる充実等、安心して住み続けられる街づくりを目指す必要があるのではないか。
- 移住・定住者を呼び込むためには、補助金やワーケーションツアー等、山梨県が導入している様々な制度(ハード面)を広く知ってもらう必要がある。また、他県と比較した山梨県の強み(ソフト面)を個人や企業に対し、工夫して発信することも重要だと感じている。
- 県内でも各地域において空き家が増えている印象。キャップクラウド株式会社を含め、交流人口拡大へのきっかけづくりを行っている企業の進出に期待している。
武藤甲府財務事務所長による挨拶
長田氏による講演
北田氏による講演
会場の様子
意見交換の様子