名古屋中金ユース会との意見交換会を開催しました(令和5年10月11日)
最終更新日:2023年10月31日
東海財務局は、株式会社商工組合中央金庫名古屋支店の取引先若手経営者で組織される「名古屋中金ユース会」との意見交換会を開催いたしました。名古屋中金ユース会からは8名、当局からは8名が参加し、物価高騰、価格転嫁の状況や人手不足への対応など多岐にわたる経営課題について、議論を行いました。
参加者からは、「価格転嫁は概ね実施できているものの、物価高騰に伴うコストアップのスピードが速く、対応に苦慮している」、「輸出企業は好調である一方で、輸入原材料が高騰しているなど為替の影響を懸念している」、「募集をかけても人が集まらず、人手不足が深刻」など中小企業の厳しい経営状況などについて指摘があり、「日本経済を下支えしている中小企業の支援を引き続きお願いしたい」などの意見をいただきました。
当局からは、いただいたご意見・ご要望について関係部局と共有するとともに、地域金融機関に対して、資金繰り支援にとどまらない、事業者の実情に応じた経営改善支援や事業再生支援等の徹底を促すなど、様々な機会を捉えて継続的に対話をしてまいりたいとお伝えいたしました。
地域経済の活性化には地域を支える中小企業の活躍が不可欠であり、名古屋中金ユース会のみなさまからの声は非常に貴重なものです。今後も、対話を通じて、中小企業の課題把握に努めてまいります。
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