愛知中小企業家同友会女性経営者の会「愛彩」との意見交換会(第3回)を開催(令和5年2月24日)
最終更新日:2023年3月20日
東海財務局は、2月24日に愛知中小企業家同友会女性経営者の会「愛彩」との意見交換会を開催しました。当会は、同友会の女性会員より「女性経営者が抱える課題について国に伝える場がない」との要望を受け、令和2年度より継続して開催しております。今回は、同友会から16名、東海財務局から7名に加え、女性活躍推進の取組を行っている中部経済産業局の担当者をゲストに招き、「女性活躍を阻むものは何か」というテーマで意見交換を行いました。
はじめに、東海財務局から所掌業務と最近の金融行政について説明し、続いて、中部経済産業局から女性活躍をとりまく現状と女性活躍推進施策について紹介いたしました。
その後、4つのグループに分かれて意見交換を実施し、各グループで白熱した議論がなされました。参加者からは、「女性の働き渋りを解消するためには、出産や子育てのしやすい環境を整えることが必要」、「性別に関係なく、金融機関に事業性や将来性を評価してもらうためには、日頃のコミュニケーションが重要」などの意見が出されました。また、国に対して「これまでの既成概念にとらわれず、未来に投資するような取組を行ってほしい」との要望がありました。当局は、いただいたご意見・ご要望について関係部局に共有するとともに、地域金融機関に対しては、事業の内容や成長可能性などを適切に評価する事業性評価に基づく融資を推進することで、女性経営者の活躍を金融面から支えていただけるよう対話を続けていきたいとお伝えいたしました。
地域経済の活性化には女性の活躍が不可欠であり、女性経営者の会「愛彩」のみなさまからの声は非常に貴重なものです。今後も、当会を通じて、女性経営者が抱える課題の把握に努めてまいります。
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