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Interview

財務局総合職

「まず無駄をなくせ」は正しいか

財務省主計局 主計官補佐 (農林水産第二係主査)

當間 和幸 TOMA Kazuyuki

[2008年採用]

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Interview

財務局総合職

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財務省主計局 主計官補佐 (農林水産第二係主査)

當間 和幸 TOMA Kazuyuki

[2008年採用]

「まず無駄をなくせ」は正しいか

 私は今、財務省主計局で、林野庁・水産庁の予算を査定する仕事を担っており、国のお金(税金+借金)のより良い使い途を日々追及しています。

 世の中でお金を節約する時には、「まず無駄をなくせ」と言われますが、国で実施されている事業の中で、無駄と断言できる「明白な無駄」はまず存在せず、無駄があったとしても当事者や該当地域にはプラスなものの、国全体で見るとマイナスになる「相対的な無駄」に該当し得る事業です。

 私は、担当している林野庁・水産庁と一緒になって、林業政策や水産政策に対する予算措置が、現場の人々の生活をプラスにしつつ、「相対的な無駄」にならず、国全体でもプラスになるためには、どのように予算措置するのがベストなのかを常に議論しています。

 日々の議論の中で互いの意見が衝突することもよくあるだけでなく、結果として、政策の中身が変わることもあり、たくさんの関係者に影響を与えるプレッシャーのかかる仕事ですが、同時に強いやりがいも感じています。

 財務局総合職は、私が今担当している仕事だけではなく、財務省や金融庁の様々なフィールドで幅広い活躍の場が得られるので、興味のある皆様と一緒に働けることを楽しみにしております。