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近畿財務局長談話「大和銀行グループの経営統合について」

平成13年8月1日
 

  1. 本日、大和銀行、近畿大阪銀行及び奈良銀行より、今年度中を目途に持株会社を設立し経営統合を行うことについて基本合意した旨の報告を受けた。
     3行からは、これまで戦略的な提携の下、共同して営業力の強化や合理化に取り組んできたが、この持株会社の設立を主体とした経営統合・事業再構築により、関西を地盤とするスーパー・リージョナル・バンクとしての経営体制を確立し、従来以上に顧客サービスの向上を図るため、今回の基本合意に至ったと聞いている。
     
  2. 当局としては、こうした3行の持株会社による経営統合及び信託部門の分社化・合弁化により、金融機関を巡る厳しい環境の中で、抜本的な事業再構築とともに経営資源の有効活用等を通じ収益力が更に強化され、一層盤石な経営基盤の確立につながるものと期待している。また、併せて、これにより利用者に対する質の高い金融サービスの提供や地域における円滑な資金供給を通じ、近畿経済の発展に積極的に貢献するものとなることを期待したい。

本ページに関するお問い合わせ先

近畿財務局理財部金融監督第1課
電話 06-6949-6369

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