第1回「令和6年能登半島地震等からの復興連携カルテット会議」の開催(令和7年8月25日)
能登6市町(注1)と「令和6年能登半島地震等からの復興連携カルテット会議」(以下、「カルテット会議」(注2)という。)構成員等の間で、被災地の現状・課題認識や、支援策・事業者支援の取組状況等を共有し、更なる事業者支援の連携態勢の構築、被災事業者への支援を更に推し進める取組みの機会とするべく、第1回カルテット会議を下記のとおり開催致しましたので、お知らせします。
(注1)珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、七尾市、志賀町
1.開催日時等
日時:令和7年8月25日(月曜日)13時から15時
開催形式:オンライン会議
2.次第
発表:
- 復興支援策の状況等について(各5分)
説明者:中部経済産業局/石川県
- 被災地の現状、被災事業者への支援策等について(各5分)
説明者:珠洲市/輪島市/能登町/穴水町/七尾市/志賀町
- 資金繰り支援にとどまらない事業者支援の取組状況等について(各5分)
説明者:㈱北國銀行/㈱北陸銀行/のと共栄信用金庫/興能信用金庫/
日本政策金融公庫金沢支店/商工組合中央金庫金沢支店/
石川県信用保証協会
意見交換:約30分
3.参加機関
主催:北陸財務局(カルテット会議・事務局)
参加機関:中部経済産業局、石川県
珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、七尾市、志賀町
㈱北國銀行、㈱北陸銀行、のと共栄信用金庫、興能信用金庫、日本政策金融公庫金沢支店、
商工組合中央金庫金沢支店、石川県信用保証協会(順不同)
4.意見交換の概要等
- 能登6市町より、被災地の現状・課題や被災事業者への支援策について発表、また、カルテット会議構成員より、資金繰り支援にとどまらない事業者支援の取組状況等について発表いただき、意見交換を実施しました。
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能登6市町からの発表では、人口流出や被災事業者の営業再開状況等のほか、建設費の高騰により事業者が再建に踏み切れないといった課題、事業者の高齢化に加え後継者もおらず、廃業せざるを得ないといった課題、若年層を中心とした人口流出に伴う人手不足、消費マーケット縮小の課題などについて発表いただきました。
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カルテット会議構成員からの発表では、石川県信用保証協会からは専門家派遣事業、各金融機関からは、販路開拓支援や事業承継支援等の取組状況について発表いただきました。
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意見交換では、雇用調整助成金の支給が令和7年限りとなれば、例えば、和倉温泉では、本格的な再建に相当な期間が見込まれることを踏まえると、事業者の資金繰りが厳しくなることが想定される、との意見がありました。また、創業に関する相談が市町に一定数寄せられているものの、市町が保有する不動産情報は数が乏しいことから、金融機関が持つ廃業予定先の情報と情報連携したうえで、マッチングすることも可能ではないか、との意見などがありました。
本ページに関するお問い合わせ先
北陸財務局理財部金融監督第一課
電話:076-292-7859