令和4年5月19日に「金融機関向けマネロン勉強会」を開催しました
北海道財務局では、平成30年から日本銀行札幌支店や政府系金融機関、各金融業界団体とともに「金融機関の若手職員向け勉強会」を持ち回りで開催していますが、今回は本勉強会の枠組みを活用・発展のうえ、緊急性、重要性の高い「マネロン・テロ資金供与対策」に焦点を絞った「金融機関向けマネロン勉強会」を北海道信用金庫協会、北海道信用組合協会との共催により開催しました。
勉強会では、まず、金融庁の尾崎室長を講師に迎え、『地域金融機関等におけるマネロン対策の現状と課題』をテーマに講演していただきました。
その後、道内の信用金庫、信用組合におけるマネロン対策に向けた取組状況や課題等について、グループディスカッションを行いました。
(注釈)マネロン・テロ資金供与とは、犯罪や不当な取引で得た資金を、正当な取引で得たように見せかけたり、多数の金融機関を転々とさせることで、資金の出所をわからなくしたりする行為や、テロの実行支援等を目的としてテロリスト等に資金を渡す行為を指します。国際的に核・ミサイルやテロの脅威が増す中、犯罪者・テロリスト等につながる資金を断つことは、日本及び国際社会がともに取り組まなくてはならない課題であり、マネロン・テロ資金供与対策の重要性はこれまでになく高まっています。
開催日時
場所
参加者
概要
第1部 基調講演
「地域金融機関等におけるマネロン対策の現状と課題」
金融庁 マネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室長 尾崎 寛 氏
第2部 グループディスカッション
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第二課
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