とかち経済情報 令和6年8月発行分(令和6年4月から6月)
1.概況
管内経済は、緩やかに持ち直しつつある。
観光は、持ち直しの動きに一服感がみられるほか、雇用情勢は、有効求人倍率が前年を下回っており、生乳生産は、前年並みとなっている。
一方で、個人消費は、緩やかに持ち直しているほか、公共事業は、前年を上回っており、住宅建設は、前年を大幅に上回っている。
このように管内経済は、緩やかに持ち直しつつある。
先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、持ち直しの動きが続くことが期待される。ただし、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。
2.項目別
1.生乳生産
2.公共事業
3.住宅建設
4.個人消費
主要小売店売上高は、飲食料品、衣料品等が前年を上回っていることから、全体でも前年同期を上回っている。
乗用車販売(新車登録・届出台数)は、前年を下回っている。
このように、個人消費は緩やかに持ち直している。
5.雇用情勢
雇用情勢(パートを含む常用)をみると、月間有効求職者数は前年並みだったものの、月間有効求人数が前年を下回ったことから、有効求人倍率は前年を下回っている。
6.観光
7.金融
金融機関の貸出金残高(銀行・信用金庫・信用組合ベース)をみると、全体では前年並みとなっている。
事業者向けは前年並みとなり、個人向けは前年を上回っている。
8.企業倒産
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