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とかち経済情報 令和5年5月発行分(令和5年1月から3月)

1.概況

管内経済は、持ち直しに向けたテンポが緩やかになっている。 

 

 個人消費及び観光は、緩やかに持ち直している。

 一方で、公共事業及び住宅建設は、前年を下回っているほか、雇用情勢は、有効求人倍率が前年を下回っている。また、生乳生産量は、前年を大幅に下回っている。

 このように管内経済は、持ち直しに向けたテンポが緩やかになっている。

 先行きについては、ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。

2.項目別

1.生乳生産

 生乳生産量は、前年同期を大幅に下回っている。 

2.公共事業

 公共事業を前払金保証請負金額でみると、上下水道・公園等で発注が増加したものの、農業基盤等で発注が減少したことから、前年度累計を下回っている。

3.住宅建設

 住宅建設を新設住宅着工戸数でみると、貸家は前年を上回ったものの、持家等が前年を下回ったことから、全体では前年同期を下回っている。

4.個人消費

 主要小売店売上高は、飲食料品、衣料品等が前年を上回っていることから、全体でも前年同期を上回っている。

 乗用車販売(新車登録・届出台数)は、前年を上回っている。

 このように、個人消費は緩やかに持ち直している。

5.雇用情勢

 

 雇用情勢(パートを含む常用)をみると、月間有効求職者数が前年を上回り、月間有効求人数が前年を下回ったことから、有効求人倍率は前年を下回っている。

 新規求人数は前年を大幅に下回っている。業種別にみると、建設業、卸売・小売業等で減少している。

 

 

6.観光

 空港降客数、十勝川温泉観光客入込み数、市内ホテル宿泊客数は前年を大幅に上回っており、緩やかに持ち直している。

7.金融

 金融機関の貸出金残高(銀行・信用金庫・信用組合ベース)をみると、事業者向け、個人向けともに前年を上回っている。

8.企業倒産

 企業倒産は、件数、負債総額ともに前年同期を上回っている。

3.詳細版

 

とかち経済情報(令和5年5月発行分)(PDF形式:1,419.4KB)

 

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帯広財務事務所財務課
電話番号:0155-25-6381

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