国有地を釧路町が津波避難場所として整備活用
財務省釧路財務事務所
平成30年9月12日
財務省釧路財務事務所(以下「釧路財務事務所」)では、釧路財務事務所が管理していた国有地について、平成25年度に釧路町と売買契約を締結し、津波から避難する場所として釧路町により活用されています。(「1.国有地の概要」を参照)
釧路町では、当該国有地を津波浸水予想地域内の地域住民等が津波から一時または緊急に避難・退避するための避難場所(防災ひろば:避難計画約3,300人)として活用するために整備することとされ、平成29年度に完了しました。(「2.防災ひろば概要」を参照)
釧路財務事務所では、防災等への国有財産の有効活用について、地域のニーズに積極的に対応すべく地方公共団体等へ情報提供しており、今般、釧路町より津波災害時の周辺住民の方々の避難場所(防災ひろば)としての要請がなされ実現したものです。なお、このような防災活用等で、国有財産を有効活用する事例は釧路財務事務所で初めてのことです。
釧路財務事務所では、今後も地方公共団体等と連携のうえ、積極的に国有財産の有効活用を図り、地域貢献に努めてまいりたいと考えております。
1.国有地の概要
所在:釧路郡釧路町字別保原野南23線108番1ほか3筆
数量:15,102.38m2
2.防災ひろば概要
目的
町民の安全安心の確保
平成24年6月に北海道から最大の津波に対する浸水予測が公表され、この津波に対する迅速かつ安全に避難できる場を確保し、整備したものです。
避難計画人口
約3,300人
避難対象地域
セチリ北地区(曙、北都、豊美、雁来、富原、睦、若葉、国誉)ほか
世帯・人口(平成30年4月現在)
3,135世帯
6,784人
工事概要
台形上に盛土(標高約9m)、整地し外周フェンス等を設置した。
供用開始
平成30年3月
本ページに関するお問い合わせ先
釧路財務事務所管財課
電話番号:0154-32-0701