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令和4年7月22日に札幌市内で開催されたカルチャーナイトの一環として、「YOMANABI 夜に学ぶお金の知識」を開催しました:北斗七星PT

 令和4年4月から成年年齢の引下げ及び高校の新学習指導要領がスタートし、若年層の金融・消費者犯罪被害防止に向けた、金融リテラシーの向上がますます重要となってきています。
 今般、当局の若手職員を中心としたプロジェクトチーム「北斗七星PT」を結成し、令和4年7月22日に札幌市内で開催されたカルチャーナイトの一環として、北海道財務局では「YOMANABI 夜に学ぶお金の知識」を開催しました。

1.概要

開催日

 

 令和4年7月22日(金曜日)18時から20時

参加人数

 

 札幌市及び小樽市の高校生 23名

主催(共催)

 

 財務省北海道財務局、カルチャーナイト実行委員会

2.参加者からいただいた感想

 

  • 資産形成についての知識が増えた。もっと資産形成について学びたいと思った。
  • たくさんの意見を言い合える場が学校より多く、他校の方と話す機会も貴重だった。金融関係について、知識が無かったので、今回の講義で知識を深めることができた。
  • 普段学べないことや経験ができて、将来役に立つと思った。

  • 以前一人でシミュレーションはしたが、グループのメンバーの意見にも触れることができてより視野が広くなった。

 

3.イベントの様子

第1部 資産形成入門講義 

 金融経済教育の入門講義として、将来起こりうるライフイベントにかかる費用の紹介からはじまり、資産形成の方法として、今まで「貯蓄」を中心に考えていた高校生へ向け、成人と同時に「資産運用(投資)」という選択肢ができたことや資産運用に関する基礎講義を行いました。

 

第一部の講義で手元資料を確認しながら講義を聞いている参加者の様子

資産形成入門講義を受ける参加者の様子

第2部 資産形成ゲーム

 主体的に金融や経済を学んでもらうことを目的として、ロボットメーカー、リゾート施設運営、農業事業会社など架空の企業への模擬投資を行うシミュレーションゲームを実施しました。このゲームは2022年3月に開催された金融経済シンポジウムの企画にさらなる改良を加えて行いました。

 

第二部資産形成ゲームのグループワークでどの株を買うか議論する参加者とそれを見守る財務局職員の様子

グループワークの様子①

第二部資産形成ゲームのグループワークで挙手して発言しようとする参加者の様子

グループワークの様子②

第二部資産形成ゲームのグループワークで真剣に考える参加者と参加者に問いかける財務局職員の様子

グループワークの様子③

まとめの講義 

 資産形成ゲームの振り返りから始まり、「これからの人生、これだけは覚えておいてほしいこと」として、長期・積立・分散の考え方や、リスク許容度などの考え方を伝えました。

 

まとめの講義を行う財務局職員とそれを聞く参加者の様子

まとめの講義を受ける参加者の様子

カルチャーナイト2022ロゴ

 

 2003年に札幌でスタートしたカルチャーナイトは、市民と企業と行政などがみんなで創る「まちの文化祭」です。毎年夏、札幌市内全域の公共・文化施設、企業施設を一日だけ特別に夜間開放するほか、地域文化を楽しく学べる動画コンテンツを配信します。

 カルチャーナイトの目的は、「自分の住むまちの魅力や価値を体感し、再発見すること」にあります。いつもと違う視点で身近な地域を学ぶことで、まちを創ってきた先人の労苦に思いを馳せ、まちへの愛着をより一層深めるとともに地域文化への関心を高めることを目指します。

さらに、子どもたちの健全育成や地域文化の伝承につなげることを目的としています。

本ページに関するお問い合わせ先

北海道財務局総務部財務広報相談室
電話番号:011-709-2311(内線4270、4247)

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