令和6年10月30日に「十勝地区地域経済・金融懇談会」を開催しました
北海道庁、北海道経済産業局、北海道信用保証協会及び北海道財務局の4者共催により、十勝地域を対象とした「地域経済・金融懇談会」を開催いたしました。
【地域経済・金融懇談会の詳細と他地域の開催状況は以下のページをご覧ください。】
開催日時
- 令和6年10月30日(水曜日)13時15分から15時45分
- 対面開催(会場:帯広第2地方合同庁舎)
参加機関
北海道銀行 帯広支店、北洋銀行 帯広中央支店、帯広信用金庫、十勝信用組合、商工組合中央金庫 帯広支店、帯広商工会議所、中小企業基盤整備機構、日本政策金融公庫(帯広支店、釧路支店)、北海道信用保証協会 帯広支店、北海道税理士会、北海道中小企業活性化協議会 帯広サテライト、ITコンサルタント
概要
「業種別支援の着眼点」を活用したグループワーク
金融庁監督局銀行第二課地域金融企画室 渡辺 茂樹 室長補佐
「業種別支援の着眼点」とは、地域金融機関等の現場職員が円滑に事業者支援に着手できるよう、金融庁において支援のノウハウ・知見を業種ごとに整理した資料。現在8業種(建設、飲食、小売、卸売、運送、サービス、製造、医療)の着眼点を金融庁ホームページで公表しています。
グループワークの内容
1回目は限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。2回目は企業のインタビュー動画を視聴した後、それぞれの企業のビジネスモデルや懸念されるポイント・課題を探り、提案できる解決策について議論した。
第1部 ケーススタディ1
飲食業の2店舗について、限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。
第2部 ケーススタディ2
店頭販売のみ行う地方の老舗靴小売業と、ネット販売を中心とする地方の紳士靴製造販売業の2社を取り上げ、支援を行う上で着眼すべきポイントや課題、その解決策について、意見交換を行った。
参加者の感想
- 顔の見える関係性構築の一環となった。
- 業種別にそれぞれ着眼すべき点や考え方を知ることができた。
- 金融機関担当者の生の声を聞くことができ、参考になった。
- 他金融機関の同年次の職員が、どのように企業を評価しているかを知ることができた。
- 限られた情報でも、内部環境や外部環境により、今後、企業がどのように展開するかを想像することで、その企業に対してどのような支援ができるのかを考えることができた。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第一課(企画担当)
電話番号:011-709-2311(内線4352・4356)