令和6年5月24日に「オンライン地域経済・金融懇談会」を開催しました
北海道庁、北海道経済産業局、北海道信用保証協会及び北海道財務局の4者共催により、オンライン形式で「地域経済・金融懇談会」を開催いたしました。
【地域経済・金融懇談会の詳細と他地域の開催状況は以下のページをご覧ください。】
開催日時
- 令和6年5月24日(金曜日)13時30分から15時30分
- オンライン開催
参加機関
北海道銀行(岩見沢支店、苫小牧支店、滝川支店)、北洋銀行 釧路中央支店、北陸銀行、空知信用金庫、日高信用金庫、稚内信用金庫(本店、枝幸・歌登支店、遠別支店、雄武支店、幌延支店、利尻富士支店、礼文支店)、釧路信用組合、日本政策金融公庫 北見支店、商工組合中央金庫 札幌支店、北海道事業承継・引継ぎ支援センター、北海道中小企業活性化協議会、帯広商工会議所、釧路商工会議所、札幌商工会議所、登別商工会議所、室蘭商工会議所、紋別商工会議所、地域経済活性化支援機構、北海道信用保証協会、北海道中小企業総合支援センター、美幌町
概要
第1部 講義
「事業再生支援・経営改善支援に必要なコンサルティングスキルワークショップ」
北海道よろず支援拠点 チーフコーディネーター 中野 貴英 氏
第1部 講義の内容
対話の重要性や自己変革力の導出について、心理学的見地から考察する講義を実施した。中野講師からは、経営者のやる気を引き出して結果を出した事例、経営者にヒアリングする際のポイント等について説明があった。
第2部 参加者による情報交換会
情報交換会の内容
事業者支援における悩みや課題、その解決策について、情報交換を行い、以下のような意見が挙がった。
情報交換会における主な意見
- 域内の観光業について、現状は、団体ツアーの申込みを受け入れているだけのことが多い。今後は、外国人間のネットワークやインバウンドを活用する取組みを経営者に提案していきたい。
- 補助金の申請支援を行うにあたり、事業者を直接訪問して申請書を作成しているが、一社当たりに時間が多くかかっており、満遍なく支援できているか心配。事業者自身が、自らの力で申請できるようになることが大事。
- 事業者との対話では、事業者のマインドを向上させることを大事にしている。日々の対話の中で、事業承継について考えるきっかけを少しずつ与えることが大切と考える。
参加者の感想
- 他金融機関職員の経験等、お話を聞く機会がないので、とても有意義な時間だった。
- 事業者の経営課題に真摯に向き合い、事業者、専門家、金融機関と話し合いの中で信頼関係を構築しながら、支援を進めていきたいと考える。
- どの顧客も何かしらの課題を抱えているので、様々な機関と連携し、問題解決の手助けをしていきたい。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第一課(企画・調整担当)
電話番号:011-709-2311(内線4352・4356)