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令和6年9月20日に「道央地区地域経済・金融懇談会」を開催しました

 北海道庁、北海道経済産業局、北海道信用保証協会及び北海道財務局の4者共催により、道央地域を対象とした「地域経済・金融懇談会」を開催いたしました。

 

【地域経済・金融懇談会の詳細と他地域の開催状況は以下のページをご覧ください。】

地域経済・金融懇談会について

 

開催日時

 

  • 令和6年9月20日(金曜日)13時15分から16時
  • 対面開催(会場:札幌第1合同庁舎)

 

参加機関

 

 北海道銀行、北洋銀行、北海道信用金庫、室蘭信用金庫、空知信用金庫、北門信用金庫、伊達信用金庫、北空知信用金庫、北央信用組合、札幌中央信用組合、ウリ信用組合、空知商工信用組合、日本政策金融公庫(札幌支店、札幌北支店)、北海道中小企業活性化協議会、岩見沢商工会議所、中小企業基盤整備機構、北海道事業承継・引継ぎ支援センター 札幌本部、北海道信用保証協会、北海道中小企業総合支援センター、北海道よろず支援拠点、中小企業診断士、税理士、個人事業主

 

概要

 

「業種別支援の着眼点」を活用したグループワーク

 金融庁監督局銀行第二課地域金融企画室 渡辺 茂樹 室長補佐

 

「業種別支援の着眼点」とは、地域金融機関等の現場職員が円滑に事業者支援に着手できるよう、金融庁において支援のノウハウ・知見を業種ごとに整理した資料。現在8業種(建設、飲食、小売、卸売、運送、サービス、製造、医療)の着眼点を金融庁ホームページで公表しています。

 

グループワークの内容

 

 1回目は限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。2回目は企業のインタビュー動画を視聴した後、それぞれの企業のビジネスモデルや懸念されるポイント・課題を探り、提案できる解決策について議論した。

 

1部 ケーススタディ1

 飲食業の2店舗について、限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。

 

2部 ケーススタディ2

 店頭販売のみ行う地方の老舗靴小売業と、ネット販売を中心とする地方の紳士靴製造販売業の2社を取り上げ、支援を行う上で着眼すべきポイントや課題、その解決策について、意見交換を行った。

 

参加者の感想

 

  • 企業を題材にしたワークショップでは、少ない情報のなか企業の実態について他金融機関の方と意見を出し合うことができた。様々なことが想定できることから、他金融機関の方の意見は事業者の着眼点を見るうえで参考になった。
  • 参加者それぞれ着眼点が違い、参考になることが多かった。
  • 傾聴、真因訴求、課題解決の提案、伴走とフォローアップによる経営改善、再生支援に微力ながら関わりたいと考えている。
  • 渉外活動を行う際に今回学んだ内容を活かして、断定的な判断ではなく様々な視点からどうやったらお客様の支援ができるのかを一番に考えたい。
  • 同業者であっても、異なる考え方を持つことが往々にしてあるということを念頭に、自身の考えが必ずしも正しいものではないものとして事業者と向き合いたい。

 

「業種別支援の着眼点」についての説明をする講師とそれを聞く参加者

 

本ページに関するお問い合わせ先

北海道財務局理財部金融監督第一課(企画担当)

電話番号:011-709-2311(内線43524356)

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