令和6年9月19日に「道南地区地域経済・金融懇談会」を開催しました
北海道庁、北海道経済産業局、北海道信用保証協会及び北海道財務局の4者共催により、道南地域を対象とした「地域経済・金融懇談会」を開催いたしました。
【地域経済・金融懇談会の詳細と他地域の開催状況は以下のページをご覧ください。】
開催日時
- 令和6年9月19日(木曜日)13時15分から15時45分
- 対面開催(会場:亀田交流プラザ)
参加機関
北海道銀行 函館支店、北洋銀行 函館中央支店、青森銀行 梁川町支店、渡島信用金庫、道南うみ街信用金庫、函館商工信用組合、商工組合中央金庫 函館支店、日本政策金融公庫 函館支店、北海道中小企業活性化協議会、函館商工会議所、中小企業基盤整備機構、北海道信用保証協会 函館支店、北海道中小企業総合支援センター 道南支部、中小企業診断士、行政書士
概要
「業種別支援の着眼点」を活用したグループワーク
金融庁監督局銀行第二課地域金融企画室 渡辺 茂樹 室長補佐
「業種別支援の着眼点」とは、地域金融機関等の現場職員が円滑に事業者支援に着手できるよう、金融庁において支援のノウハウ・知見を業種ごとに整理した資料。現在8業種(建設、飲食、小売、卸売、運送、サービス、製造、医療)の着眼点を金融庁ホームページで公表しています。
グループワークの内容
1回目は限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。2回目は企業のインタビュー動画を視聴した後、それぞれの企業のビジネスモデルや懸念されるポイント・課題を探り、提案できる解決策について議論した。
第1部 ケーススタディ1
飲食業の2店舗について、限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。
第2部 ケーススタディ2
店頭販売のみ行う地方の老舗靴小売業と、ネット販売を中心とする地方の紳士靴製造販売業の2社を取り上げ、支援を行う上で着眼すべきポイントや課題、その解決策について、意見交換を行った。
参加者の感想
- 異なる立場の参加者との意見交換や知見の共有が有益で、建設的な意見交換ができた。
- 金融機関だけでなく、支援団体の方も参加されており、幅広い年代の方と議論することで考え方など参考になる点も多かった。
- さまざまな仮説を立て、それを経営者にぶつけることで事業に関する理解を深め、支援を打ち出すことに活かしていきたい。
- 事業者支援について、分かった気になっていた部分が多数あり、現実的で無い提案ではなく、制約条件の中で具体的な改善策に繋げることが大事だと認識を改めた。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第一課(企画担当)
電話番号:011-709-2311(内線4352・4356)