令和6年11月28日に「道北地区地域経済・金融懇談会」を開催しました
北海道庁、北海道経済産業局、北海道信用保証協会及び北海道財務局の4者共催により、道北地域を対象とした「地域経済・金融懇談会」を開催いたしました。
【地域経済・金融懇談会の詳細と他地域の開催状況は以下のページをご覧ください。】
開催日時
- 令和6年11月28日(木曜日)13時15分から15時45分
- 対面開催(会場:旭川地方合同庁舎)
参加機関
北海道銀行 旭川支店、北洋銀行 (旭川中央支店・大雪通支店・神楽支店)、旭川信用金庫、稚内信用金庫、留萌信用金庫、北星信用金庫、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫 旭川支店、北海道事業承継・引継ぎ支援センター、北海道信用保証協会 旭川支店、旭川商工会議所、留萌商工会議所
概要
「業種別支援の着眼点」を活用したグループワーク
金融庁監督局銀行第二課地域金融企画室 渡辺 茂紀 室長補佐
「業種別支援の着眼点」とは、地域金融機関等の現場職員が円滑に事業者支援に着手できるよう、金融庁において支援のノウハウ・知見を業種ごとに整理した資料。現在8業種(建設、飲食、小売、卸売、運送、サービス、製造、医療)の着眼点を金融庁ホームページで公表しています。
グループワークの内容
1回目は限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。2回目は企業のインタビュー動画を視聴した後、それぞれの企業のビジネスモデルや懸念されるポイント・課題を探り、提案できる解決策について議論した。
第1部 ケーススタディ1
飲食業の2店舗について、限られた決算数字から、その事業や課題を類推し、「経営(事業承継)するならどちらか」を議論。
第2部 ケーススタディ2
店頭販売のみ行う地方の老舗靴小売業と、ネット販売を中心とする地方の紳士靴製造販売業の2社を取り上げ、支援を行う上で着眼すべきポイントや課題、その解決策について、意見交換を行った。
参加者の感想
- 限られた情報の中から、企業をどのように見るか、その視座を教えていただいた。
- 中小企業支援者が集まってワークショップを行う機会は他になく、大変有意義だった。
- グループワークを通して、自分が考えていた視点とは別の視点からの考え方を知る事が出来た。
- 地域金融機関が深く取り組んでいくべきテーマについて、幅広い参加者のもとで会が実施されたため、顔の見える関係の構築に資する会であったと感じた。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局理財部金融監督第一課(企画担当)
電話番号:011-709-2311(内線4352・4356)