令和6年1月10日に北星学園大学で「金融経済教育プログラム」を実施しました:本局金融監督第一課・財務広報相談室
北海道財務局では若年層の金融リテラシー向上を図るため、各種イベントや学校において、講義とグループワークによるアクティブラーニングを導入した、「金融経済教育プログラム」を実施しています。
今般、北星学園大学の「社会科教育実践指導Ⅱ」の授業の一環として、以下の通りプログラムを実施しました。
1.開催概要
開催日時
令和6年1月10日(水曜日) 14時40分から16時10分まで
開催場所・参加者
北星学園大学 教職課程履修者 23名
2.当日の内容
当局の職員が講師となり、人生の一例を基に作成したすごろく形式のシミュレーションゲームを行いました。
講義マスでは、保険についての基礎知識や結婚、出産など各ライフイベントで必要となる費用について説明しました。また、資産形成に関する基礎知識として、貯蓄と投資の違いやリスクとリターンの関係性についても説明しました。
収支決定マスでは、家計管理について主体的に学んでもらうため、ひと月の収支やボーナスの配分、娯楽費にいくら使うか、いくら貯蓄するかなどについて実際に学生のみなさんに考えてもらいました。
講義の様子
スライドを指さしながら説明する講師と説明を聞く学生の様子
パソコンを使用してグループワークを行う学生の様子
学生のみなさんからの感想
- 授業を通して貯蓄の大切さや計画をたててお金を使うことがどれだけ大事なのかを学習することができた。
すごろくを通して楽しく学習することができた。人生プランを組むきっかけになった。
金融について知識を付けることで人生が豊かになることが分かった。
社会人になった際のお金の使い方を考えることによって、自分の両親のありがたみを強く感じることができた。進学や習い事など、多くのお金を自分に使ってくれていたことを知り、自分も家族を持った際、頑張らなければという気持ちになることができた。
今日勉強になったことを、教師になったときに学生にも伝えたいと感じた。
金融経済教育プログラムに関して
北海道財務局では、若年層の金融リテラシー向上を目的に、アクティブラーニングを取り入れた「金融経済教育プログラム」の提供を行っています。
当プログラムは当局職員による講義(金融や経済に関する基礎的な内容)、資産形成体験ゲーム(グループワークを通じて架空の企業の株を売買し、資産形成を疑似体験するゲーム)等で構成され、各種イベントや学校で実施しております。
講師の派遣にご関心のある方は、以下のページからお気軽にご相談ください。
本ページに関するお問い合わせ先
財務省 北海道財務局 理財部 金融監督第一課
電話番号 011-709-2311(内線4352・4355)