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令和5年5月12日に北海学園大学で「金融経済教育プログラム」を実施しました:本局金融監督第一課・財務広報相談室

 北海道財務局では若年層の金融リテラシー向上を図るため、各種イベントや学校において、講義とグループワークによるアクティブラーニングを導入した、「金融経済教育プログラム」を実施しています。

 今般、北海学園大学経済学部において、「基礎ゼミ」の講義の一環として、以下の通りプログラムを実施しました。

1.開催概要

開催日時

 令和5年5月12日(金曜日)  10時40分から12時10分まで

開催場所・参加者

 北海学園大学経済学部 1年生 26名

  (野口教授、古林教授の基礎ゼミ内で実施)

2.当日の内容

 当局の職員が講師となり、将来のライフプランを見据えた家計管理や資産形成等についての講義を行いました。

 その後、グループワークを行い、架空の会社の株式を疑似的に売買することで、資産形成を体験する「資産形成体験ゲーム」を行いました。

 グループワークでは、どの会社の株を売り買いするか、学生同士による活発な意見交換が行われました。

講義の様子

基礎講義を行う講師とそれを聞く生徒の様子

前半・基礎講義の様子

スクリーンを使って資産形成ゲームのルールを説明する講師の様子

資産形成ゲームのルールを説明する様子

グループワークの様子

生徒が自身のグループにおいて議論を行う様子

グループでの議論の様子

生徒が自身のグループでの投資行動を発表する様子

投資行動をみんなに発表!

学生のみなさんからの感想

  • 資産形成ゲームでは軽い気持ちで売買をしたが、実際に自分が投資をする際にはもっと慎重に考えなければならないなと思った。
  • ローリスク・ハイリターンのおいしい話は無いということがわかった。今後、上手い誘いを受けた時には講義の内容を思い出して気を付けたい。また、投資に関する知識や、積み立てNISAの制度に関しても学べてよかった。
  • 講義や資産形成ゲームを通じて、まず現在の国際事情を知っておくべきだと思った。特にゲームでは、ニュースなどによって大きく状態が変わり、将来のことを予測しながら資産形成を行う必要があると学ぶことができた。
  • お金の流れや仕組みを理解し、自分のこれからの資産形成について考えると共に詐欺などの金融犯罪に関して注視することも重要だと思った。
  • 実際に投資するときは、自分で情報を集めなければならないし、全ての情報が正しいとは限らないので、インターネットの情報には特に注意しなければならないと思った。また、講義でリスクやリスク許容度の話を聴いて、自分にとってはローリスクの商品であれば始めやすいかなと考えた。

金融経済教育プログラムに関して

北海道財務局では、若年層の金融リテラシー向上を目的に、アクティブラーニングを取り入れた「金融経済教育プログラム」の提供を行っています。

当プログラムは当局職員による講義(金融や経済に関する基礎的な内容)と資産形成体験ゲーム(グループワークを通じて架空の企業の株を売買し、資産形成を疑似体験するゲーム)で構成され、各種イベントや学校で実施しております。

講師の派遣にご関心のある方は、以下のページからお気軽にご相談ください。

講師派遣

 

本ページに関するお問い合わせ先

財務省 北海道財務局 理財部 金融監督第一課

電話番号 011-709-2311(内線4352)

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