「第3回カシオペア地域活性化フォーラム」が開催されました
最終更新日:2017年6月30日
財務局では、地域活性化や地方創生に貢献するため、地域のメインプレイヤーが一堂に会し、意見交換を通じて地域の重要な課題解決につなげる取組みを進めております。
東北財務局盛岡財務事務所では、農林業の振興など共通課題を抱えるカシオペア地域において、広域連携を通じた課題解決に資するよう、平成28年に「カシオペア地域活性化フォーラム」を設置し、同年3月に第1回、10月に第2回のフォーラムが開催されたところです。
今般、新たな地域活性化事業の導入に向けた具体的協議を行う「第3回カシオペア地域活性化フォーラム(主催:一般社団法人 カシオペア青年会議所)」が下記のとおり開催され、地域活性化事業の提言及び事業の実現に向けた討議が行われました。
1.開催日時
平成29年5月25日(木曜日)14時00分から17時00分
2.会場
二戸ロイヤルパレス
3.参加機関(順不同)
二戸市、軽米町、一戸町、九戸村、二戸地域振興センター(岩手県)、カシオペア青年会議所、二戸市商工会、軽米町商工会、一戸町商工会、九戸村商工会、(株)岩手銀行、(株)東北銀行、(株)北日本銀行、盛岡信用金庫、(株)みちのく銀行、龍澤学館、東北地方整備局岩手河川国道事務所、東北財務局盛岡財務事務所
4.結果概要
(1)地域活性化事業の提言等
フォーラム構成機関の青年層で構成される「特産物活用ワーキンググループ(以下、特産物WG)(注1)」と「観光資源活用ワーキンググループ(以下、観光資源WG)(注2)」において取りまとめられた事業案のほか、フォーラム参加機関からも以下のとおり提言が行われました。
- (注1、2)「特産物WG」と「観光資源WG」は、第2回カシオペア地域活性化フォーラムで提案された地域活性化アイディアの具現化に向けた検討を行うため設置。フォーラム構成機関の青年層で構成され、平成28年11月以降、5回の検討を経て地域活性化事業案として取りまとめた。
特産物WGからの提言
- 地域の魅力を伝える「カシオペアブランド」発掘・発信事業
- 遊休農地を利用した漆原木の確保
- カシオペア地域の特産物を使ったカシオペア丼(仮称)の提供事業
観光資源WGからの提言
- カシオペア地域共通商品券事業
- カシオペア周遊ツアー企画事業
- ロードサイド観光拠点の整備
両WG合同の提言
- カシオペア地域連携DMOの設立
参加機関からの提言
- 農家の直売所事業
- 重要伝統的建造物群保存地区制度の紹介
- カシオペア地域内での物産展・商談会事業