令和元年度『農業融資セミナー』を開催しました
最終更新日:2020年2月21日
東北財務局では、東北地方の主要な産業の一つである農業に対する、地域金融機関の農業融資への参入を後押しするため、日本政策金融公庫の農業融資に関するノウハウ等を共有するほか、農業に関する知識習得の機会の提供を目的に、日本政策金融公庫との連携により、管内信用金庫・信用組合の実務者向けに「農業融資セミナー」を開催しました。
1.開催日時
令和2年2月5日(水曜日)13時15分から15時30分
2.会場
仙台合同庁舎B棟7階 東北財務局第一会議室
3.出席機関等
東北財務局管内信用金庫・信用組合(30機関、33名)、東北農政局、有限会社ハーレイ牧場、日本政策金融公庫農林水産事業本部、東北財務局
4.開催概要
- 開催挨拶
東北財務局から開催挨拶
東北においては、農業は主要な産業の一つであり、6次産業化や農産物・食品の輸出促進によるチャンスがあり、成長産業として見込まれる。本セミナーは、農業融資のノウハウの提供、農業に関連する知識習得の機会の提供及び農業者との交流機会の促進を図るため、今回で4回目の開催。これまでの3回で種は蒔かれてきたものと考えており、今後は生長段階、更には実を着けて収穫期に移行される金融機関が出てきてもらえればと実務的な内容として計画した。本日のセミナーを通じて地域における農業への資金供給の促進、地域活性化の一翼となることを期待したい。
- 「東北管内における農業情勢等について」
講師:農林水産省東北農政局 地方参事官(事業支援) 大髙 正良 氏
東日本大震災からの復旧・復興の取組み、福島第一原発事故の影響、食料消費支出の動向、農林水産物・食品の輸出促進、農業経営体の動向、農地の確保・集約及びスマート農業の普及促進等、農林水産省の統計データを基に国の支援施策等を含めて説明があった。
- 「ハーレー牧場の取組みについて」
講師:有限会社ハーレイ牧場 代表取締役 月井 美好 氏
経営概況、経営基盤の確立、人材育成、経営ビジョン、未来像、経営課題、資金需要・金融機関との関わり、女子力・障害者力を生かしての人手不足の解消、6次産業化の取組み等について説明があった。
- 「農業融資の着眼点について」
講師:日本政策金融公庫農林水産事業本部 東北地区総括課長 本間 弘昭 氏
日本政策金融公庫農林水産事業本部 東北地区総括課上席課長代理 沼尻 英明 氏
酪農(乳用牛)を例とした経営を見るポイントや経営動向の分析手法、経営数値の分析についての解説、農業分野における民間金融機関との具体的な連携の取組みや協調融資の成功事例等についての説明があった。
5.当日の模様
4(1) 開会挨拶
4(2) 「東北管内における農業情勢等について」
4(3) 「ハーレー牧場の取組みについて」
4(4) 「農業融資の着眼点について」
本ページに関するお問い合わせ先
東北財務局 理財部理財課
電話:022-263-1111(内線3034)