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小学生と中学生がお金のやりくりを高校生から学びました(羽後町)(令和7年11月4日)

1.概要

 羽後町、羽後町教育委員会、秋田県立羽後高等学校、財務省東北財務局秋田財務事務所は、地域の将来を担う子供たちに、基礎的な金融知識を付与することを目的として、羽後高校3年生を講師とし、羽後町内全小中学校(小学校4校・中学校1校)において金融経済教育講座を開催しました。
 小学生及び中学生は、地域の身近な高校生からお金の上手な管理と使い方を教えてもらいます。また、高校生は、自らが学んだ知識を小学生及び中学生に伝えることで、自身の理解を深めるとともに、プレゼンテーション技術の習得にもつなげることができます。

1.各会場と対象者

会場 学年 人数
羽後町立西馬音内小学校 5年生

35名

羽後町立三輪小学校 5年生

20名

羽後町立羽後明成小学校 5年生 17名
羽後町立高瀬小学校 5年生 6名
羽後町立羽後中学校 3年生 89名

2.講師

  • 秋田県立羽後高等学校 3年生 35名
  • 東北財務局秋田財務事務所職員 10名

3.内容

小学生

 小学生は、講義やゲームを通じて、お金のやりくりについて学ぶ内容となっています。

【マネープランゲーム旅行にGO!やりくりにチャレンジ!!】

 「お金はどうやって手に入れるの?」「生活費ってどんなもの?」などの講義を通して、お金のやりくりについて考えます。

 小学生は、グループに分かれ旅行計画(課外活動・自由行動)を立て、その後、仕事(ゲーム形式)で得た収入に合わせて旅行計画の見直しを行います。

 見直した旅行計画の内容やグループワークを通して気づいたことを、小学生自らが発表します。
 

中学生

 中学生は、講義を通じて、社会のお金の流れや人生とお金について学ぶ内容となっています。

【夢や目標をかなえるために…お金を通して将来を考える】
 「今までかかったお金は?」「夢を叶えるために、これからお金はいくらかかるの?」「キャッシュレス決済とは?」などの講義を通して、将来の収支管理について考えます。
 

高校生

 高校生は、事前に学んだ知識をどのように伝えるか工夫し、講義を行います。 

2.開催日

令和7年11月4日(火曜日)

3.当日の模様

机を島にして話し合う小学生にアドバイスをする高校生

高校生からアドバイスを受ける小学生

ゲームについて高校生からアドバイスを受ける小学生                 

お金を稼ぐためゲームをする小学生

投影されたスライドを見ながら講義を受ける中学生

高校生から講義を受ける中学生

資料をモニターに投影し、説明する高校生と聞き入る小学生

講師を務める高校生

4.小学生、中学生、高校生の声

小学生

  • 稼いだお金に合わせて、自分たちの意見を踏まえて計画を立てることができました。
  • 働いた分だけお金をもらえる(収入)ということが分かりました。旅行などに行く時は、支出もしっかり考えたいです。
  • お金の大切さ、やりくりを学ぶことができました。

中学生

  • 収入と支出のバランスを良くしたいと思いました。
  • これからの将来に大切なお金について、改めて考えることができました。
  • お金は大切だということ、使うにはルールや計画が必要だということが分かりました。これから、欲しいものと必要な物の区別をし、お金を節約したいです。
  • (お金を)稼ぐ、使う、守る、貯めることは、大事なので頑張っていきたいです。お金は自分が幸せになるために必要なので大切にしたいです。

高校生

  • 小学生に「お金のやりくり」を理解してもらいました。自分たちが実際に教えることで、来年から「お金のやりくり」をしなければならない私たちにおいても、良い機会となりました。
  • 小学生にわかりやすく話をするにはどうしたらよいのかを考え練習・本番に臨むことができました。今後も人前で話すことがあると思うので、今回の経験を活かしていきたいです。
  • キーワードを強調することや小学生に理解してもらうための工夫が大事だとわかりました。

本ページに関するお問い合わせ先

東北財務局秋田財務事務所 理財課
電話:018-862-4193(内線140)

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