高鍋信用金庫と西諸信用金庫の合併について（平成16年10月29日）

最終更新日：2004年10月29日

本日、高鍋信用金庫及び西諸信用金庫から、平成17年10月を目途として、対等合併することで合意した旨の報告を受けた。
両信用金庫からは、金融機関を取巻く環境が大きく変化する中、地域密着型の金融機関として地域経済の発展に一層貢献するために、収益体質を強化し、健全かつ強固な経営基盤を構築することが必要であるとの認識で一致し、合併の合意に至ったものと聞いている。
当局としては、今後、本件合併に向けた作業が円滑に行われるとともに、当該合併を契機として経営資源の有効活用や効率化により、経営体質の強化が図られ、多様化・高度化する顧客ニーズに迅速かつ的確に応えられることを期待している。
併せて、本件合併が、リレーションシップバンキングの機能強化につながり、利用者利便の向上や地域における円滑な資金供給を通じ、中小企業の再生と地域経済の活性化・発展に資することを期待したい。
今後、両信用金庫において、合併に向けた必要な手続きが進められることとなるが、当局としては、関係法令の規定に則り適切に対応して参る所存である。

照会先

九州財務局　理財部　金融監督第二課
電話：096-353-6351
内線：3210または3211
九州財務局　宮崎財務事務所　理財課
電話：0985-22-7101
内線：31

（平成16年3月末現在）
金庫名	高鍋信用金庫	西諸信用金庫
沿革	大正11年4月　高鍋信用組合として設立昭和27年5月　高鍋信用金庫に改組	昭和25年10月　西諸信用組合として設立昭和28年6月　西諸信用金庫に改組
本店所在地	宮崎県児湯郡高鍋町大字高鍋町673番地	宮崎県小林市大字細野1597番地
理事長名	長尾　　輝（ながお　かがやき）	瀬戸本　薫（せともと　かおる）
預金	1,853億円	367億円
貸出金	936億円	203億円
出資金	571百万円	380百万円
会員数	27,826人	9,189人
店舗数	21店舗	9店舗
常勤役職員数	311人	80人
自己資本比率	8.53%	6.05%
当期利益	166百万円	29百万円
事業地区	児湯郡、宮崎市、延岡市、日向市、西都市、宮崎郡、東諸県郡、東臼杵郡のうち門川町、東郷町、南郷村、西郷村、北郷村、諸塚村	小林市、都城市、えびの市、北諸県郡、西諸県郡、鹿児島県姶良郡のうち吉松町

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