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對中 真樹(財務省主計局 出向)

對中 真樹

氏名:對中 真樹
所属部所:財務省主計局国土交通係
採用年次:平成16年(Ⅱ種)採用

現在の仕事内容

 私は、平成21年に近畿財務局から財務本省へ出向し、本省での勤務は3年目になります。現在は主計局の国土交通係という部署で、国土交通省所管の予算のうち、空港整備・航空行政関連予算に関する業務に携わっています。
 特に今年度は、通常の予算編成のほか、東日本大震災の被害を受けた空港の復旧・復興に必要な経費の補正予算措置、国土交通省成長戦略に基づく関西国際空港及び大阪国際空港の経営統合・事業運営権の売却に向けた取組み、事業仕分けの結果を受けた特別会計改革の推進などなど、多くのテーマに関わらせていただいています。

現在の仕事の魅力、やりがい

 月並みではありますが、国家予算の編成という、地方支分部局ではできない仕事を経験できることが、主計局予算係の魅力だと思います。
 年末に近づき編成作業も大詰めになれば、朝帰りと泊まりの連続という時期もあります。「しんどくない」と言えば大ウソになります。しかし、しんどい、辛い思いをした分、同じ係の先輩方、同僚、相手省のカウンターパートの方々と一つのチームとなって作業を進め、国会への予算案提出という最終目標に到達したとき、その達成感もひとしおというものです。こんな仕事、なかなかないのではないでしょうか。

出向を希望した理由

 入省以降、近畿財務局で経済調査、金融監督、国有財産管理に関する業務を経験しましたが、この間に「日本の中枢で、地方では経験できない仕事をやってみたい」と思うようになり、入省5年目のときに本省主計局への出向を希望しました。
 実際に希望を申し出るまでは、自分を育ててくれた近畿財務局を去ること、噂に聞く本省の激務振りについて若干の不安を感じる部分もありましたが、諸先輩方から掛けられた「東京で修業を積んで、いつか近財に帰ってきたときには是非、その成果をこの組織のため存分に発揮してくれ」との言葉に背中を押され、意思を固めました。現在この教えに従い修行(荒行)中です。

今までの業務経験について(印象に残っていること、苦労話など)

 本省に来てまず思ったのは、何かにつけて時間の流れ、事態の展開が格段に速く、かつ情報量が膨大だということでした。気を抜いていると既に周囲の状況は一歩前へ進んでしまっている、そんなこともしょっちゅうです。「常にアンテナを高く張っておけ」とは誰しもが口酸っぱく言われるフレーズで、自分も財務局時代から情報管理や周囲の状況に対する目配りについてはある程度身に付けてきたつもりでしたが、まだまだ半人前だなと思い知ることとなりました。

財務局を志望する方へのメッセージ

 興味のある職場には少しでも多く足を運び、実際に自分の目で見て、一生付き合える仕事を探し出していただきたいと思います。その結果、みなさんが最後に「ここで一発やってやろう」と思った場所が近畿財務局だったならば、これほどうれしいことはありません。
 自分が近財へ戻ったとき、活きの良い若手職員が大勢いて、職場を、組織をさらに盛り上げてくれていることを願っています。

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