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「栃木県内信用金庫・信用組合の渉外担当者等による意見交換会(令和6事務年度)」を開催しました

 宇都宮財務事務所では、栃木県内の信用金庫及び信用組合の渉外担当者等を対象に、事業者支援の取組み活性化を目的とした意見交換会を以下のとおり開催しました。

開催概要

(1)開催日時

令和6年12月10日(火曜日)13時から16時30分

(2)開催場所

宇都宮市文化会館 第1会議室及びオンライン配信(グループワークを除く)

(3)参加者

栃木県内6信用金庫及び2信用組合の若手渉外担当者、日本政策金融公庫宇都宮支店職員、

栃木県信用保証協会職員、税理士(TKC会員)【計23名】

結果概要

(1)開会挨拶

関東財務局 宇都宮財務事務所長 山下 実

(2)内容

1.基調講演「地域金融機関による事業承継支援について」

講師:一般社団法人栃木県中小企業診断士会理事 水沼 啓幸 氏(株式会社サクシード代表取締役)

  • 現在の日本社会における事業承継・M&Aを取り巻く環境と、その課題
  • 事業承継の基本、親族内承継・親族外(社内)承継・第三者承継(M&A)支援のそれぞれのポイント
  • 事業承継支援において地域金融機関が求められていること、事業承継における具体的な事例に基づく支援内容

2.日本政策金融公庫による「事業承継支援の取組紹介」

講師:日本政策金融公庫 宇都宮支店長 城 龍二郎 氏

  • 自身の体験を踏まえた金融機関で働くことの意義や地域での役割
  • 日本政策金融公庫で実施している継ぐスタ(事業を受け継いでスタートする創業)の取組み

3.グループワーク

 基調講演を務めた水沼講師主導のもと、以下のテーマについて意見交換を実施。4つのグループごとに発表を行った。

  • 基調講演を踏まえた自身の体験や考え方のほか、事業承継支援のために個人や組織としての今後の取組み方
  • 具体的な企業情報を基にした現状把握・分析・課題設定を行ったうえで、連携・協業して取り組むことのできる具体的な事業承継支援の方法

活気あるグループワークの様子 グループで話し合う様子

(3)本会に参加しての感想(事後アンケートより)

  • M&Aや事業承継の基礎(株主価値の算出方法や成約までの期間等)について学ぶことができ、とても参考になった。
  • 事業承継支援は、一人で解決するものではなく、色々な支援機関と連携してよりよい選択肢を提案することが重要であると知り、今後の営業において活用していこうと思った。

  • 事業者や地域に対して熱意をもって向かう姿勢を肌で感じ、自分自身も顧客の課題解決や地域経済の発展に寄与できる担当者になりたいと改めて思った。

  • 金融機関の職員だけではなく、税理士、保証協会職員の意見や考えを共有でき知見が広がった。

  • ほぼ同世代である他金融機関職員と交流を持つ機会があまりない中で、新たな考え方や、刺激を得ることが出来た。

本ページに関するお問い合わせ先

関東財務局宇都宮財務事務所理財課

電話番号:028-346-6302

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