先輩職員からのメッセージ
令和3年度採用の先輩職員
地域、人、自分を大切にして働く
千葉財務事務所 財務課
令和3年度採用 女性
財務課の主な業務は、財政融資と経済調査です。私はそのうち、財政融資を担当しています。道路や水道の整備など、地方公共団体が行う様々な事業に対し、財政融資資金を貸し付ける業務です。貸付けを行うにあたっての審査に加え、資金の貸し手として地方公共団体の財政状況の把握なども行います。
私が考える財務局の魅力は2つあります。1つ目は、国の機関でありながら、業務を通して様々な方向から地域と関わることができる点です。財務局には多種多様な業務がありますが、地域社会と密接に関わるものが多いです。2つ目は、困ったことがあれば助け合い、人を大切にする雰囲気がある点です。各種研修などで、同期と集まる機会もあり繋がりも強いです。
就職活動にあたっては大変なことだらけだと思いますが、ぜひ就職活動以外の経験も大切にしてください。経験したことは、就職活動はもちろん、それ以外の様々な場面で活きてくると思います。陰ながら応援しています。
国と地域の架け橋
本局 経済調査課
令和3年度採用 男性
私が所属する経済調査課では、各種経済指標の分析、企業ヒアリング等を通じて関東管内の経済状況を分析し、四半期ごとに財務局長会議にて報告および対外公表をしています。私は法人企業景気予測調査を担当し、調査票の回収や審査、公表資料の作成等を行っています。
国の施策は地域の実情を的確に反映する必要があり、地域の声を中央に伝達することは財務局の使命でもあります。地域経済の調査や報告を通じ、国の施策に役立てることが出来るという点にやりがいを感じます。
また、経済状況を正確に読み解き、先行きを予測することは財務専門官として、どの業務においても必要です。経済調査業務を通じて、そうした能力を磨き自身の成長に繋げることが出来る点もやりがいの一つです。
財務局は幅広い角度から地域経済の発展に貢献することが出来るとともに、自身も成長できる職場です。興味をお持ちの方はぜひ説明会へお越しください。
成長を実感できる職場
東京財務事務所 理財課
令和3年度採用 男性
私の所属する部署は、生命保険募集人や、少額短期保険業者の監督を行っており、各種届出の手続きや、商品審査、ヒアリングが主な業務になります。分からない部分に関しては先輩や上司の方々が優しく教えてくださるため、日々知識が積み重なっていき、自身の成長を感じます。
また、事務所では地域連携活動として、小・中学生向けに税金や財政、金融に関する授業を実施しています。
私が財務局を志望した理由は、金融や財政に関して専門的な知識を習得することができると感じたことに加え、インターンシップに参加した際に、職員の方々が一つ一つの質問に対して丁寧に答えて頂き、職場の温かい雰囲気や、風通しの良さを実感することができたためです。
財務専門官の業務は、財政、金融に関して幅広い業務に挑戦でき、自身の成長を実感できる職場だと思います。少しでも興味を持たれた方はぜひ一度、業務説明会に参加してみてください。
仕事とプライベートの充実
宇都宮財務事務所 統括国有財産管理官
令和3年度採用 女性
私が所属する部署では、国有地の売払や境界確定といった、国有地の管理処分業務を行っています。担当地域を持って外部の方とやり取りし、実際に現地に行くこともあります。大変なこともありますが、優しく教えて下さる先輩や上司がいるので安心して働くことができます。
その他に、地域連携活動として、小・中・高校生を対象とした財政に関する講義をしており、国有地の業務以外でも多くの方と関わり刺激を得ています。
勤務後は、資格の勉強や最近始めた楽器の練習をして過ごしています。財務局ではテレワークやフレックス制度が利用できるので、休日はもちろん、平日でもプライベートの時間を充実させることができます。
簿記や宅建など各種資格の通信研修制度もあります。業務に直接関係しない資格も受講できるので、興味のあることに挑戦する環境が整っています。
財務専門官として働く魅力は、仕事でもプライベートでも自分を磨けることだと思います。多くの方に興味を持っていただけると幸いです。
地域に開かれた業務
前橋財務事務所 理財課
令和3年度採用 男性
私の所属する理財課では、県内の金融機関等に対するヒアリングの実施、届出や報告の受理といった監督業務を行っており、その中で、私は、金融商品取引業者、保険会社、貸金業者からの届出や認可の受理・審査を担当しています。
その他にも若手職員が中心となって財政や金融の教育・普及などの地域連携の取組みにより、地域の課題やニーズに応じた地域貢献に取り組んでいます。
私のような若手の職員であっても、実務経験が豊富な金融機関の職員や地域の幅広い世代の方々と直接接するため、知識の習得など自分自身の研鑽が必要であり、緊張感を伴うこともあります。その一方で、担当した案件が様々な議論や相手方への説明を通じて課題解決へとつながった時には、充実感や自身の成長を感じることができます。
是非、説明会で財務局の多様な業務を知っていただくとともに、当局職員と接し、財務局の魅力を感じていただけたらと思います。
令和2年度採用の先輩職員
百聞は一見に如かず
本局 審理第1課
令和2年度採用 女性
私が所属する審理第1課は、地域の現地機関である財務事務所等が行う国有財産管理処分事務に関する相談に対し、助言などの後方支援を行っています。
その中で私は、未利用国有地の管理等を民間委託する事務や旧軍用財産を地域のニーズに沿って処理する事務を担当しています。お堅い感じですが、優しく、時には面白く教えてくださる先輩や上司とともに、楽しく働いています。
また、財務局は、国有財産のほか、財政・金融・経済調査などの業務があり、これら業務を通じて得た地域の意見や実情を財務省、金融庁に伝え、政策立案に役立ててもらうよう、地域と中央との橋渡しを行う重要な役割も担っています。国の機関でありながら地域に寄り添える業務は、財務局ならではです。そして、様々な業務を経験することで、自分自身の成長に繋がります。
私は、財務局に入って後悔したことはありません。ぜひ説明会に参加して、財務局の魅力をその目でお確かめください。
国家予算に関する業務と地域貢献
本局 主計第2課
令和2年度採用 男性
財務局で国家予算に関する業務は多くはありませんが、主計第2課では、予算執行調査や国の予算の翌年度への繰越業務、災害復旧事業など国家予算に関わる業務を行っております。私は予算執行調査を担当しており、国の予算が適正に執行されているのか調査をしています。
私たちの生活には「国の予算」は欠かせないものですが、効率的・効果的な執行がなされていない予算も存在します。そうした予算の実態を調査し、その結果が次年度以降の予算に反映される、やりがいのある仕事です。
私が財務局を志望した理由は、災害復旧事業に興味があったことと、財政・金融・管財など様々な業務を通して専門的な知識を身に着け、地域に貢献できると考えたからです。入局後、実際に被災現場に同行して災害復旧に必要な金額を確認する機会も経験し、地域の復旧に貢献する仕事だと感じました。
財務局には様々な業務があります。ぜひ説明会への参加も検討してみてはいかがでしょうか。
地域に貢献する国家公務員
令和2年度採用 女性
私の所属する理財課では、主に県内の金融機関や、貸金業者、証券会社、前払式支払手段(商品券等)発行業者等に関する業務を担当しており、各機関の監督、届出や報告の手続、金融機関へのヒアリングが主な業務になります。
また、事務所ではプロジェクトチームを結成し、地域の関係機関と連携しながら、子育て世代向けの金融セミナーや、小・中学生向けの税金や財政に関する授業を実施しています。
職場は、事務所が小さいこともあり風通しがよく、相談しやすい雰囲気だと感じています。財務専門官は約2から3年毎に異動があるため、新潟でしか体験できないことを積極的に楽しもうとしている方が多く、有志の職員がイベントを企画することもあります。
財務専門官は財政・金融・管財を専門とする国家公務員として、地域に密接した仕事ができるところが魅力だと思います。
もし興味を持ってくださった方がいれば、FacebookやTwitter、Youtubeチャンネル等についても見ていただけますと幸いです。
仕事と私生活の充実
令和2年度採用 男性
私の所属する部署では、主に国有地の管理処分業務を行っています。部署内で割り振られた地域の担当として売払いや貸付、境界確定事務等の業務に従事しています。国有地といっても大きなものから小さなものまで存在し、事務所で調査を行うだけでなく、現地調査に出かけることもあります。わからないことだらけで大変な毎日ですが、その分自分の成長を実感できています。
退庁後は資格の勉強や料理をするなど、休日だけでなく平日も充分なプライベートの時間を確保できています。財務局では積極的な年休取得を職員に促したり、週に一度の定時退庁日を設けたりと、ワークライフバランスの充実に力を入れています。そのほかにも希望者を対象とした簿記や宅建、TOEIC等の資格の通信研修制度もあり、自己研鑽のための環境も整っています。
職場としての財務局の魅力はまだまだあります。興味を持たれた方は是非一度業務説明会にご参加いただければ幸いです。
成長できる職場
前橋財務事務所 財務課
令和2年度採用 女性
私は、地方公共団体に対する財政融資資金の貸付業務を行っています。具体的には、地方公共団体が行う災害復旧事業や公共事業などに対する融資時の審査や資金の貸し手として地方公共団体への財務状況把握ヒアリングに携わっています。
1年目から自分の担当事業を持って審査をしたり、団体へのヒアリングも主担当として取り組むことができ、日々勉強することが求められるので、責任感とやりがいを感じながら仕事ができます。
財務専門官は、業務をこなす中で専門的な知識を学ぶことができるので、日々成長していると実感しながら働くことができます。国家公務員でありながら、地域の方と直接かかわる機会が多いというのも財務専門官ならではの魅力だと思います。
ぜひ一度業務説明会に参加してみてください。みなさんと一緒に財務局で働ける日を楽しみにしています。
その他採用年次の先輩職員
霞が関への出向
東京財務事務所 理財第2課
平成20年度採用 男性
(金融庁出向経験者)
私は採用3年目から6年間、金融庁に出向していました。金融庁では、主要行や地域金融機関のモニタリング担当部署に所属し、国会対応や新聞・テレビに取り上げられる案件に携わるなど、霞が関ならではの業務を経験しました。
金融を取り巻く環境が急速に変化する中で、日本の金融が更に国民や経済に貢献するものになるよう、中央省庁においてどのような検討がされているのかを身近で感じることができたのは、貴重な経験でした。
現在は、関東財務局で地域金融機関のモニタリング業務に携わっていますが、地域金融機関の方と対話をする際など、金融庁への出向経験が役立っています。
関東財務局では、財務省・金融庁の施策の担い手として、国有財産、金融、経済調査等の幅広い分野の第一線での業務が経験できるとともに、中央省庁(財務省、金融庁等)等への出向など、更に多様な業務に携わる機会にも恵まれていますので、興味がある方はぜひ志望してみて下さい。
あなたは何をしたいですか?
横浜財務事務所 管財課
平成19年度採用 男性
私は、国有財産の現状を正しく把握するために備えられている国有財産台帳の記録や管理に携わっています。国有財産の処理を効率的に行うために、常に法律や通達等に基づいた正確な処理であることが求められています。
関東財務局に勤務して、私が国有財産業務に初めて携わったのは3年目でした。一つ一つの案件毎に自ら考え処理することや、先輩や上司とチームで仕事を仕上げることにやりがいを感じ、今後も国有財産業務に携わりたいと考えるようになりました。
就職するにあたり、今の自分は何ができるのか、自信のない方もいると思います。財務局には、国有財産以外にも、金融機関に対する監督や地域の経済調査、地方公共団体に対する融資を行う部門など幅広い業務がありますので、私のように、就職してからでも自分に向いた仕事が見つけられると思います。財務局の業務に少しでも興味のある方、一緒に働けることを心よりお待ちしております。
ワーク・ライフ・バランス
本局 統括国有財産管理官
平成21年度採用 女性
私の部署は、埼玉県内の普通財産の管理処分を担当しており、相続税の物納財産等の引受、財産の貸付、未利用地の管理や入札等による売却、旧法定外公共物等の管理・売却など、その業務は多岐にわたっていて、私自身は主に川口市内の財産を担当しております。不動産の知識ゼロからこの仕事に携わるようになりましたが、経験豊富な上司の方々に温かく見守られ、ご指導頂きながら、自分の成長を日々感じつつ、楽しく仕事をすることが出来ています。
私は約一年間の産休・育休を経て、現在、一日約四時間の短縮勤務で働いています。私が財務局に就職して驚いたのは、育児休業から復帰して働く女性が周りにたくさんいるということです。 子育て支援の制度も充実しており、周りの方々のご支援を得ながら仕事に育児に励んでいます。財務局は、子供が出来てからも働きたいと考えている方に最適な職場です。皆さんも財務局で一緒に働きませんか? 心よりお待ちしております。
財務省での予算編成業務を経験して
本局 総務課
平成24年度採用 男性
(財務省出向経験者)
私は財務省主計局に出向し、文部科学省等の予算査定業務を経験しました。予算査定と言っても、中々イメージが湧きにくいですが、各省庁から8月末に翌年度予算の概算要求を受け、9月から年末にかけて相手省と施策の内容についてヒアリングをし、必要性・効率性・緊急性を見極め精査するといったものです。
出向して得られたものは、社会人として当然に必要なことですが、「必要な情報を簡潔かつ確実に伝える能力」であり、その重要性を再認識させられる良い機会となりました。本省庁の業務は何かにつけて、時間の流れ・事態の展開が格段に速く、かつ情報量も膨大であることから、スピーディに必要な情報を取捨選択することが重要となります。
予算査定の実務では、限られた時間の中で数百個単位の施策を精査する必要があり、各施策の意義・概要を整理・理解したうえで、上司に予算の査定案を簡潔に説明する能力が求められました。
財務局の業務は幅広く、あらゆる分野の業務を経験でき、私のように本省庁に出向して国家予算の編成に携わる機会もあるなど、活躍できるフィールドが広い職場です。財務局に少しでも興味を持たれた方は、一緒に財務局で働き、自分の可能性を広げてみませんか。