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第13回山梨活性化サロンについて

山梨県内の企業経営者や有識者とともに地域経済の中長期的課題について議論する会である「第13回山梨活性化サロン」を下記のとおり開催しました。

1.日時

令和6年12月4日水曜日 於:甲府合同庁舎

2.参加者

県内の企業経営者・有識者・地方公共団体・経済団体等 計20名(オブザーバー含む)

3.テーマ

空き家のこれからを考える

4.基調講演

  1. 「空き家対策の現状について」国土交通省 関東地方整備局 建政部 住宅整備課 課長補佐 小池 要 氏
  2. 「山梨県の空き家対策について」山梨県 県土整備部 技監 大澤 光彦 氏
  3. 「空き家のこれからを考える ー地域の再生に向けて」株式会社SHOEI 代表取締役社長 大原 勝一 氏 

講演概要(PDF形式:273.3KB)

講演資料(国土交通省 関東地方整備局)(PDF形式:3,756KB)

講演資料(株式会社SHOEI)(PDF形式:68,199.3KB)

5.意見交換

テーマに基づいて、参加者による活発な意見交換が行われました。主な意見は以下のとおりです。

  • 空き家の責任は所有者にあり、行政代執行等はあくまで補助的なものだと思うので、所有者に対する責任は、明確かつ厳格にしていくべき。
  • 空き家に対し、行政がより柔軟に動けるよう、状況に応じて法律を迅速に変えていく必要がある。
  • 東京で就職すると山梨には戻らず、実家が空き家になる場合が多い。山梨に定年退職者などの居場所が増えれば、退職後、山梨に戻ってきてもらえて、結果的に空き家が減るのではないか。
  • 空き家をリノベーションすることで、いかに新たな経済価値をつけられるかが、空き家対策では重要だと思う。

  • 人口が増えている地域では、新築物件も増えている。耕作放棄地に家を建てる場合もあるが、耕作放棄地は将来的にまた耕作地になる可能性はある。新築ではなく、中古住宅や古民家をもっと住宅供給に活用できれば良いと思う。
  • 空き家を不良資産と捉えるのではなく、活用可能な資産と捉えることも可能であり、色々な活用策が出てくることによって、所有者自身が空き家を活用しようと前向きになることが重要ではないかと思う。

  • 空き家の活用がビジネスモデルとして民間企業においても根付いてきているので、行政としても引き続き支援をしていきたい。

開会の挨拶を述べる野部甲府財務事務所長

野部甲府財務事務所長による挨拶

空き家対策の現状について講演する小池氏

小池氏による講演

山梨県の空き家対策について講演する大澤氏

大澤氏による講演

空き家の活用事例等について講演する大原氏

大原氏による講演

 

意見交換時の会場全体を前から見た様子

会場の様子

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