第8回山梨活性化サロンについて
山梨県内の企業経営者や有識者とともに地域経済の中長期的課題について議論する会である「第8回山梨活性化サロン」を下記のとおり開催しました。
1.日時
令和元年6月10日(月曜) 於:KKR甲府
2.参加者
県内の企業経営者・有識者、山梨県、やまなし観光推進機構、山梨中央銀行、山梨中銀経営コンサルティング
計15名
計15名
3.テーマ
出入国管理法改正と宿泊産業を中心とした人材・マネジメント戦略
4.基調講演及び対談
(1)基調講演
「出入国管理法改正と宿泊産業を中心とした人材・マネジメント戦略
外国人スタッフと一緒に切り拓く観光産業の未来と可能性」
国立大学法人山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科
教授 田中 敦 氏
外国人スタッフと一緒に切り拓く観光産業の未来と可能性」
国立大学法人山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科
教授 田中 敦 氏
(2)対談
【進行役】
国立大学法人山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科
教授 田中 敦 氏
【登壇者】
株式会社古柏園(ホテル古柏園)
代表取締役 古屋 公士 氏
国立大学法人山梨大学 生命環境学部地域社会システム学科
教授 田中 敦 氏
【登壇者】
株式会社古柏園(ホテル古柏園)
代表取締役 古屋 公士 氏
5.意見交換
外国人スタッフと一緒に切り拓く様々な産業の未来と可能性、問題点等について、参加者による活発な意見交換が行われました。
主な意見は、以下のとおりです。
主な意見は、以下のとおりです。
- 山梨県の観光業において、外国人旅行者一人当たりの宿泊日数が少ないことが課題となっているが、旅行者と同じ言語や習慣などを理解している外国人スタッフの活用により連泊してくれることを期待。
- サービス業(宿泊・介護等)などの接客において、外国人労働者が必要とされており、特定技能2号の対象業種もさらに拡大すべきではないか。
- ものづくりの分野でも単純労働力不足の問題があり、外国人労働者を雇うなど、解消方法を検討する必要がある。
- 外国人労働者の雇用を検討しているが、海外に面接に行く費用等が非常にかかり、費用対効果の面からも検討が必要。国内での労働力不足を補うためだけではなく、海外で商品を売るために外国人労働者を雇うことも戦略の一つとして持っておく必要もある。
赤平甲府財務事務所長による挨拶
田中様による講演
対談の様子
意見交換の様子