関東財務局管内分の経済情勢報告(令和6年1月判断)
令和6年2月1日
関東財務局は、管内分の経済情勢報告(令和6年1月判断)を公表しました。
報告の概要は以下のとおりです。
1.総括判断
持ち直している
先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。さらに、令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分留意する必要がある。
先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。さらに、令和6年能登半島地震の経済に与える影響に十分留意する必要がある。
項目 | 前回(5年10月判断) | 今回(6年1月判断) | 前回 比較 |
---|---|---|---|
総括判断 | 持ち直している |
持ち直している |
(注)6年1月判断は、前回5年10月判断以降、足下の状況までを含めた期間で判断している。
2.各項目の判断
項目 | 前回(5年10月判断) | 今回(6年1月判断) | 前回 比較 |
---|---|---|---|
個人消費 | 物価上昇の影響はみられるものの、 緩やかに回復しつつある |
物価上昇の影響はみられるものの、 緩やかに回復しつつある |
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生産活動 | 一進一退の状況にある | 一進一退の状況にある | |
雇用情勢 | 改善しつつある | 改善しつつある | |
設備投資 | 5年度は増加見込みとなっている (全規模・全産業ベース) |
5年度は増加見込みとなっている (全規模・全産業ベース) |
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企業収益 | 5年度は減益見込みとなっている (全規模ベース) |
5年度は減益見込みとなっている (全規模ベース) |
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企業の 景況感 |
「上昇」超となっている (全規模・全産業ベース) |
「上昇」超となっている (全規模・全産業ベース) |
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住宅建設 | 前年を下回っている | 前年を下回っている | |
公共事業 | 前年を上回っている | 前年を上回っている | |
輸出 | 前年を下回っている | 前年を上回っている |
詳細は下記PDFファイルをご覧ください。