関東財務局管内分の経済情勢報告(令和4年10月判断)
令和4年11月1日
関東財務局は、管内分の経済情勢報告(令和4年10月判断)を公表しました。
報告の概要は以下のとおりです。
1. 総括判断
供給面での制約の影響がみられるものの、緩やかに持ち直している
先行きについては、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。
項 目 | 前回(4年7月)判断 | 今回(4年10月判断) | 前回 比較 |
---|---|---|---|
総括判断 | 供給面での制約の影響がみられるもの の、緩やかに持ち直している |
供給面での制約の影響がみられるもの の、緩やかに持ち直している |
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(注)4年10月判断は、前回7月判断以降、足下の状況までを含めた期間で判断している。
2. 各項目の判断
項目 | 前回(4年7月)判断 | 今回(4年10月判断) | 前回 比較 |
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個人消費 | 緩やかに持ち直している |
緩やかに持ち直している | |
生産活動 | 持ち直しに向けた動きに一服感がみられる | 緩やかに持ち直している | |
雇用情勢 | 持ち直している | 緩やかに改善しつつある | |
設備投資 | 4年度は増加見込みとなっている (全規模・全産業ベース) |
4年度は増加見込みとなっている (全規模・全産業ベース) |
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企業収益 | 4年度は減益見込みとなっている (全規模ベース) |
4年度は減益見込みとなっている (全規模ベース) |
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企業の 景況感 |
「下降」超となっている (全規模・全産業ベース) |
「下降」超となっている (全規模・全産業ベース) |
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住宅建設 | 前年を下回っている |
前年を上回っている | |
公共事業 | 前年を下回っている |
前年を下回っている | |
輸出 | 前年を上回っている |
前年を上回っている | |