金沢大学附属中学校で「財政教育プログラム」を実施しました
北陸財務局では、金沢国税局と連携し、金沢大学附属中学校にて「財政教育プログラム」を実施しました。
1.開催日
令和7年1月16日(木曜日)
2.参加者
金沢大学附属中学校 3年生
3.内容
初めに、北陸財務局職員から「日本の財政の現状」について、金沢国税局職員から「日本の税金」についてお話ししました。
続いて、予算シミュレーションツールを活用しながら、「未来の日本を救え」をテーマに、将来の日本が目指す財政について考えるグループワークを行いました。各グループでは活発な議論が行われ、「産業を発展させ、高い経済成長を目指す予算案」や「子育て・教育環境を充実させて少子化社会から脱却を図る予算案」など、様々な予算案を作成しました。
その後、作成した予算案の発表と、生徒間での活発な質疑応答が行われ、財政の問題に意欲的に取り組む様子が見られました。
4.感想
- 日本の財政について、新たな発見がたくさんあってよかった。新聞やテレビを見て、日本の現状をもっと知っていきたいと思った。
- グループワークは、自分たちで予算案のテーマや歳入歳出予算を決めることができて、おもしろかった。
- 歳入と歳出のバランスをとるのは意外と難しかった。歳出に関しては、どこかの保障を減らすと対象の人は困り、不満に思うけれど、必要最小限にしないと歳出が増えていく一方なので、世論に耳を傾けながら調整することの必要性を感じた。
- 自分たちで考えた予算と、他のグループの予算を比べて、自分たちの予算の甘さを痛感したり、その後にグループ内で改善策を考えることができたため、より深く財政について考えることができた。
本ページに関するお問い合わせ先
北陸財務局財務広報相談室 電話:076-292-7866