福井県立羽水高等学校で「財政教育プログラム」を実施しました
福井財務事務所では、福井県租税教育推進協議会の一員として、北陸税理士会福井支部及び福井税務署と連携し、福井県立羽水高等学校にて「財政教育プログラム」及び「租税教室」を実施しました。
1.開催日
令和6年10月18日(金曜日)、10月25日(金曜日)
2.参加者
福井県立羽水高等学校探究特進科 1年生 35名
3.内容
まず税理士から「税の種類や仕組み」について講義をし、続いて福井財務事務所職員から「日本の財政の現状」について講義をしました。
講義の後には、国家予算案を考えてもらうグループワークを実施し、各班から予算案を発表してもらいました。
各班で、どのような社会にしたいか議論を交わした後、「子育てを充実させ安心して子供を産み育てることができる社会を目指す予算」や、「医療や介護を充実させ全世代が暮らしやすい社会を目指す予算」など、各班から特色のある予算案が提案されました。また、発表に対して、質疑応答を行うことで、財政への理解を深めました。
最後に、財務事務所職員から講評を行った際に、生徒たちに選挙の意義を伝えるとともに、18歳になり選挙権を得たら、投票に行くよう促しました。
講義の様子 発表の様子
4.感想
- 財政について、今まで難しいと感じて避けてきましたが、今回の授業でおおまかな予算の集め方や使い道を理解でき、また興味を持ったので、近い将来自分が選挙権を得た時のためにも今後勉強したいと思いました。
- グループワークは、将来世代・現役世代・高齢世代に分かれて実施しましたが、世代が異なることで考え方が偏ってしまうと、他の世代にとって不利になってしまうのだと実感し、選挙に行かなければならない理由を伝えられたように感じました。家族とも、財政について話してみたいと思います。
- 日本の財政は、私達の生活に直結している部分があることが分かりました。自分たちで財政を決めていくなかで、財政を考えることは自分たちの将来について考えることだということを実感しました。
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