福井県立羽水高等学校で「財政教育プログラム」を実施しました
福井財務事務所では、福井県租税教育推進協議会の一員として、北陸税理士会福井支部及び福井税務署と共同で、福井県立羽水高等学校にて「財政教育プログラム」及び「租税教室」を実施しました。
1.開催日
令和5年10月30日(月曜日)、11月8日(水曜日)、11月17日(金曜日)、11月24日(金曜日)
2.参加者
福井県立羽水高等学校探究特進科 1年生35名
3.内容
まず税理士から税の種類や仕組みについて講義をし、続けて財務事務所職員から日本の財政の現状について講義をしました。
また、講義の後には国家予算案を考えてもらうグループワークを実施し、各班から予算案を発表してもらいました。
班それぞれで、現在の国家予算の内容を詳しく調べたり、社会問題について考えたりしながら予算を検討し、発表の際には、各班から、教員、保育士不足等の問題を解決するための予算や、介護を充実させ全世代が暮らしやすい社会をめざす予算など、様々な特色のある予算案が提案されました。また、発表班に対して、他班の生徒の皆さんから鋭い質問が飛ぶなど、活発に意見が交わされました。
講義の様子 発表の様子
4.感想
- 予算案を考えるのは大変でしたが、内容を一つ一つ調べながら議論するのはとても楽しかったです。また、班毎に予算案の内容が異なり、興味深かったです。
- 予算案の各項目の金額を変えることで、社会や経済にどのような影響が起きるのかを想像しながら予算案を考えることができました。
- 国の予算は私たちにとってあまり関係のないことだと思っていましたが、私たちは教育費などの面から恩恵を受けている一方、消費税などで税金を支払っているという側面もあり、私たちも財政と無関係ではないと感じました。
- 国家予算は国会で国会議員が議論して決めており、私たちが将来、住みやすい国にするためにも、18歳になったら選挙に行こうと思いました。
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