ページ本文

Vol.111しりべし経済レポート(令和6年5月発行)・特別調査(「ふるさと納税を活用した観光振興」に関する取組み)

総括判断

管内経済は、持ち直している

個人消費

 持ち直しつつある

 

 主要小売店売上高は、価格上昇が続く中、インバウンド回復の影響等から、前年を上回っている。

 新車登録・届出台数は、一部メーカーの認証不正による生産停止の影響等から、前年を下回っている。

観光

 緩やかに回復しつつある

 主要観光施設利用者数及び主要宿泊施設宿泊者数は、コロナ対策の緩和や円安により海外客が増加したことから、前年を上回っている。

住宅建設

 持ち直しの動きに一服感がみられる

 

 小樽市の新設住宅着工戸数は、持家が前年を下回っていることから、全体でも前年を下回っている。
 小樽市以外の後志管内の一部地域では、住宅建設は順調であるとの声が聞かれている。

公共工事

 年度累計では前年を上回る
 
 公共工事前払金保証請負金額は、四半期(令和6年1月から3月)合計は前年を下回っているものの、年度累計は前年を上回っている。

生産

 持ち直しつつある

 

 生コン出荷状況は、官需は前年を上回ったものの、民需が前年を下回ったことから、全体では前年並みとなっている。
 水産加工は、主原料であるニシンの漁獲が好調だったものの、円安等の影響によりその他原材料等が十分に確保できなかったことから、堅調となっている。
 金属・機械は、機械生産は需要の伸びにより順調となっているものの、金属加工は受注量の減少によりやや低調となっている。
 プラスチック・ゴムは、プラスチック製品は受注の反動減があるものの引き続き底堅い動きとなっており、ゴム製品は受注量の減少によりやや低調となっている。

雇用

 緩やかに持ち直している
 
 新規求人数は前年を下回っているものの、有効求人倍率は前年をやや上回っている。

以下参考

金融

 

 貸出金残高は前年を下回る。

企業倒産

 

 件数、負債総額とも前年を下回る。

 
(バックナンバーにつきましては、お問い合わせください。)

本ページに関するお問い合わせ先

北海道財務局小樽出張所財務課
電話番号:0134-23-4103

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Acrobat Reader