Vol.119しりべし経済レポート(令和8年6月発行)
総括判断
個人消費
主要小売店売上高は、物価高の影響により節約志向が続く中、冬の観光需要によるインバウンド消費が好調であり、前年を上回っている。
新車登録・届出台数は、引き続き軽自動車や小型乗用車に人気があることから、前年を上回っている。
観光
主要観光施設利用者数及び主要宿泊施設宿泊者数は、物価高の影響や一部海外団体客の減少の影響があったことから、前年を下回っている。
住宅建設
一進一退の状況にある
新設住宅着工戸数は、給与住宅と分譲住宅では前年を上回っているものの、持家と貸家では前年を下回っており、全体でも前年を下回っている。
公共工事
公共工事前払金保証請負金額でみると、四半期合計(令和8年1月から3月)及び年度累計ともに前年を上回っている。
生産
生コン出荷状況は、官需は前年を大きく上回っているが、民需は前年を下回った。全体では前年を大きく上回っている。
水産加工稼働状況は、円安等による仕入れ価格上昇分の販売価格への転嫁が進んでおらず、低調となっている。
金属加工は、住宅着工数の減少による稼働率の低下が見られる一方、農業部門や軌道整備関連では受注増加も見られることから、順調となっている。
機械生産は、自動車関連の受注減により、低調となっている。
プラスチック製品は、製紙工場の閉鎖や漁業製品の需要低下による包装製品の受注減から、低調となっている。
ゴム製品は、建築需要による受注があることから、安定した操業になっている。
雇用
有効求人倍率及び有効求人数の両方が前年を下回っている。なお、有効求人数の減少幅が前年に比べて拡大している一方、有効求職者数は増加に転じている。
ヒアリング先からは、人手不足の状況が続いており、採用活動に積極的に取り組んでいる等の声が聞こえており、企業の求人意欲が高い状況が続いている。
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