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Vol.109しりべし経済レポート(令和5年11月発行)・特別調査(小樽潮風高校プロジェクト)

総括判断

管内経済は、持ち直している

個人消費

 緩やかに持ち直しつつある

 

 主要小売店売上高は、価格上昇が続く中、猛暑や観光客回復の影響等により前年を上回っている。

 新車登録・届出台数は、半導体等の不足の緩和を背景に、受注残の減少や、納期の短縮もみられたことから、普通乗用車・小型乗用車、軽自動車とも前年を上回っている。

観光

 持ち直している 

 主要観光施設利用者数及び主要宿泊施設宿泊者数は、コロナ対策の緩和等により国内客及び海外客が増加したことから、前年を上回っている。 

住宅建設

 持ち直しの動きに一服感がみられる

 小樽市の新設住宅着工戸数は、全ての項目で前年を下回っている。
 小樽市以外の後志管内の一部では、住宅建設は前年並みであるとの声が聞かれている。

公共工事

 前年を上回る
 
  公共工事前払金保証請負金額は、前年を上回っている。

生産

 持ち直しつつある

 

 生コン出荷状況は、民需が前年を下回っているものの、官需が前年を上回っていることから、全体では前年を上回っている。

 水産加工は、秋鮭等の漁獲量減少による原料不足があったものの、観光客の増加等による受注が順調であることから、堅調となっている。

 金属・機械は、金属加工及び機械生産ともに部品生産の受注増により堅調となっている。

 プラスチック・ゴムは、プラスチック製品が引き続き土産物包装材の需要の伸びにより順調であり、ゴム製品は需要の底堅さから引き続き前年並みの生産となっている。

雇用

 緩やかに持ち直している
 
  有効求人倍率及び新規求人数は、前年を上回っている。

以下参考

金融

 

  貸出金残高は前年を下回る。

企業倒産

 

  件数、負債総額とも前年を上回る。

 
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本ページに関するお問い合わせ先

北海道財務局小樽出張所財務課
電話番号:0134-23-4103

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