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小樽商科大学の前期講座において「商学特講(財務・金融行政から見た北海道の現状・課題・将来性)」を実施しました:本局・小樽出張所

最終更新日:2023年9月22日

 

 北海道財務局と小樽商科大学は包括連携協定を締結しており、その取組の一環として、小樽商科大学の前期講座において、「財務・金融行政から見た北海道の現状・課題・将来性」と題して、全15回の講義を実施しました。

 

 北海道の現状・課題・将来性について理解を深め、今後の北海道の成長や活性化に必要なことを考えるきっかけとなるような基礎的な知識を学生に付与し、これからの北海道の成長・地域活性化につながる、将来、多方面で活躍する人材を育成することを目的として、当局職員らが講師となって、財務・金融行政に関する講義やグループディスカッションを実施したほか、外部講師を招いた講義を行いました。

開催日程

 令和5年4月12日から7月26日までの毎週水曜日 12時50分から14時20分

学部及び学年

 小樽商科大学商学部商学科 3年生及び4年生 計37名 

講義内容

開催日程及びテーマ

実施日 テーマ 講師
1 令和5年4月12日 わが国の経済及び北海道経済の現状・課題・将来性 当局
2 令和5年4月19日 わが国の税制の現状と課題 財務省主税局
3 令和5年4月26日 わが国の財政の現状と課題、令和5年度予算について 当局
4 令和5年5月10日 国の予算編成シミュレーション(財政教育プログラム)、予算執行調査について 当局
5 令和5年5月17日 地方財政の現状と課題 当局
6 令和5年5月24日 財政投融資について、財政融資資金の貸し手から見た道内自治体財政の現状と課題 当局
7 令和5年5月31日 金融行政の現状と課題、地域金融の現状と課題、道内金融機関の取組 当局
8 令和5年6月7日 地域金融機関のモニタリングについて 当局
9 令和5年6月14日 金融リテラシーについて、市場の公正性と市場監視について 当局
10 令和5年6月21日 資産運用について、資産運用体験(金融教育プログラム) 当局
11 令和5年6月28日 国有財産の現状と課題、国有財産の有効活用 当局
12 令和5年7月5日 北海道における日本政策投資銀行の取組、北海道財務局における地域連携の取組 株式会社日本政策投資銀行様、当局
13 令和5年7月12日 道内における地域活性化に向けた取組(実際の現場から) 株式会社積丹スピリット様
14 令和5年7月19日 地域活性化に向けて 当局
15 令和5年7月26日 地域活性化に向けて 当局
 
 

講義の模様

予算執行調査の取組について説明する財務局職員

第4回 予算執行調査について北海道財務局 理財部 特別主計実地監査官が講義

 

北海道の農業の動向について説明する株式会社積丹スピリットの岩井代表取締役

第13回 地域活性化に向けた取組について、株式会社積丹スピリット代表取締役 岩井宏文様の講義

 

地域活性化の取組について議論する学生

第14回 小樽市を題材に地域活性化に向けてグループワークを実施

受講生の感想

 

  • 本講義を通して、北海道の現状課題を再確認したとともに、将来に向けた取組の重要性や、各関係機関の役割について知ることができました。また、今日のニュースや新聞記事に対して、より関心を持って接するきっかけとなりました。
  • 毎回、新たな知識を増やすことができた貴重な機会となりました。講師の話を聞くだけではなく、学生が主体的に学ぶ機会となるグループワークが設けられていたので、学んだ知識を実践することができたことがとても勉強になりました。
  • 金融、財政という共通のテーマから毎回異なる視点で講義をされており、難しそうというイメージを少し変えることができました。また、財務局が講師を派遣し実際に働く人が説明をしてくださったので、複雑な話もわかりやすく聞けました。講義で学んだ北海道の財政の現状を踏まえて、今後はメディアを通して経済に関するニュースを見たときに、授業で習ったことと関連づけて自分の意見が持てたらいいなと思います。

本ページに関するお問い合わせ先

北海道財務局総務部総務課企画係    電話番号:011-709-2311(内線4275)

北海道財務局総務部財務広報相談室   電話番号:011-709-2311(内線4270、4247)

北海道財務局小樽出張所総務課企画係  電話番号:0134-23-4103

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