令和7年6・7月に釧路公立大学で「財政教育プログラム」を実施しました:釧路財務事務所
釧路財務事務所では、国の財政を身近な問題として捉えていただくため、アクティブ・ラーニングを導入した特別授業「財政教育プログラム」を行っています。
プログラム内容
- 日本の財政についての講義…当事務所職員が講師となり、日本の財政状況などについて、クイズを交えながら講義を行います。
- 予算編成シミュレーション…数人でグループを作り、パソコンで予算シミュレーションを操作し、国の予算案を考えるグループワークを行います。
- 発表・質疑応答…グループで考えた予算案を発表してもらい、質疑応答を行います。
令和7年6月25日実施分
参加者
釧路公立大学1・2・3年生 計17名
当日の様子
グループで予算案を検討する学生達
作成した予算案を発表する学生達
参加者の感想
- 諸外国と比べて債務残高の水準が突出しており、厳しい財政状況にあるが、少子高齢化も絡んでいることから解決も困難であると感じた。
- 国際社会に適応できる国家予算の編成が必要だと思う。
- このようなシミュレーションでも財政の決定は難しかったので、実際の決定には途方もない労力がかかるのではないかと思った。
令和7年7月9日実施分
参加者
釧路公立大学1・2年生 計38名
当日の様子
財政の役割について説明を受ける学生達
職員のアドバイスを受ける学生達
参加者の感想
- 解決すべき課題はたくさんあるけれど、今すぐにどうにかできるものは一つもないため、長期的な施策が必要だと感じた。
- 予算を考えるには国内だけでなく、外国との関わりや、世界で起こっていることにも目を向けることが大事だと知った。
- 日本を良くしていくために、選挙に行くなど自分が出来ることをひとつずつやっていこうと思った。政治や財政にもっと興味を持っていきたいと感じた。
令和7年7月16日実施分
参加者
釧路公立大学1年生 計12名
当日の様子
財政の仕組みについて説明する講師
グループワークを行う学生達を見守る職員
参加者の感想
- 財政について考える際には、高齢者や若者等、たくさんの世代や人の立場を考えなければならないので、とても大変だと感じた。
- グループワークや他の班の意見を聞いて、日本の財政に対する考え方が深まり、有意義な講義になった。
- 選挙も近くなって、いったいどの人に投票したら良いか迷っていたけれど、今回の講義を受けて、自分がどんな人に投票したら良いか方向性が見えてきた気がした。
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釧路財務事務所総務課
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