令和3年11月25日及び令和3年11月30日に釧路公立大学で「財政教育プログラム」を実施しました:釧路財務事務所
釧路財務事務所では、国の財政を身近な問題として捉えていただくため、アクティブ・ラーニングを導入した特別授業「財政教育プログラム」を行っています。
令和3年11月25日(木曜日)及び令和3年11月30日(火曜日)、釧路公立大学の3年生15名、11名を対象に、当事務所職員が講師となり、国の財政状況などについて講義を行いました。
次に、学生には財務大臣になったつもりで予算の編成を考えてもらいました。
まずは、自分ならどのような国にしたいか方向性を考え、その後3人から4人のグループワークの中で、他の学生からの意見を聞いて議論を深め、グループとして予算をまとめてもらいました。
最後に、グループごとの予算発表を通じて、多様な意見や考えが存在するということを学びました。
国の財政状況などについて説明する講師 個人ワークに取り組む学生
グループワークに取り組む学生 作成した予算について発表する学生
学生の感想
- 自分が日本の財政と関わっているということを強く感じた。
- 日本の財政について、他人事ではなく自分事として考えることによって、国債が増える理由が理解できた。
- 日本は今、歳出のうち社会保障費が大きな割合を占めている状態であり、少子高齢化がいかに深刻な問題なのか実感した。
- 歳出、歳入の内訳を考えるというテーマは、経済学の財政面を研究していく中で貴重な経験になった。
- 国債の出どころや仕組みについて関心を持った。
- 日本の財政について、考えれば考えるほど必要なお金が増えて、色々な観点から予算を検討しなければならない部分に難しさを感じた。
- 日本の財政について、どこか他人事のように捉えていたが、今どのような状況にあるかを知ったことで、国民全員で考えるべき問題であると考えを改めた。
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釧路財務事務所総務課
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