令和7年4月24日、5月29日、6月12日に釧路公立大学で「釧路公立大学生による地域課題検討会(厚岸町)」を実施しました:釧路財務事務所
釧路公立大学で地方財政を専攻する学生と地域の課題解決に取り組む厚岸町をマッチングさせ、学生が地域の抱える課題の解決策を検討する「釧路公立大学生による地域課題検討会(厚岸町)」を実施しました。
1.開催概要
実施日
令和7年4月24日(木曜日)、5月29日(木曜日)、6月12日(木曜日)
場所
釧路公立大学
参加者
- 釧路公立大学3年生 23名
- 厚岸町総合政策課職員 1名
検討テーマ
「厚岸町の活性化に資する新たな施策」
2.当日の様子
4月24日(木曜日) 事前説明
1日目は、検討会の事前準備として、財務事務所職員から検討会の目的、テーマの設定理由や国の施策を説明しました。また、厚岸町職員からは、厚岸町の現状や課題を説明し、学生たちが検討を進めるために必要な情報提供を行いました。
財務局職員から国の施策について説明を受ける学生達
厚岸町の現状について説明する厚岸町職員
5月29日(木曜日) 中間発表
事前説明からひと月経過した2日目、グループごとの検討状況について中間発表・質疑応答を行い、更なるブラッシュアップへ向け課題を整理しました。また、厚岸町職員や財務事務所職員から直接アドバイスを受け、グループ内での検討を進めました。
現時点での検討状況について発表する学生達
厚岸町職員のアドバイスを受け検討を進める学生達
6月12日(木曜日) 最終報告
3日目は、グループごとに考案した施策の最終報告を行いました。全4グループからは、それぞれ異なった着眼での施策が発表されました。学生同士で質疑応答を行い、互いのグループの施策に対して理解を深めたほか、各施策に対する厚岸町職員から講評を受け、施策を検討する際に考慮すべきポイント等を学びました。
防災対策の強化について発表する学生
認知度向上施策について発表する学生達
移住体験の拡充についての発表に耳を傾ける学生達
新たな職業体験制度について発表する学生
3.学生の感想
- 実際に政策を作ってみて、職員さんに指摘していただくという機会は貴重なものなので、とても参考になった。
- 地域活性化はゼミでも取り組んでいる課題であるため、実際の町の政策を考えるというのは、貴重な体験だった。地域活性化にかかるコストや課題を知ることができたため、これからに活かしていきたいと考えた。
- それぞれのグループで異なった施策の提案があり、自分のグループにはない考え方や情報など様々な刺激をもらえて良かった。
- 将来公務員を目指しているので、こういった町の問題を解決するための施策を考えるというのは良い機会になった。
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釧路財務事務所総務課
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