令和6年11月に管内の中学校で「財政教育プログラム」を実施しました:本局財務広報相談室
北海道財務局では、国の財政を身近な問題として捉え、自分事として考えてもらうためにアクティブ・ラーニングを導入した特別授業を行っています。
概要
プログラムの内容
- 日本の財政について(座学)
職員が財政に関する講義を行います。身近な「公共サービス」や「公共施設」を入口にして、クイズを取り入れながら説明します。
- 「財務大臣になって予算を作ろう!」(グループワーク)
財務大臣になったつもりで日本の未来を考えるグループワークです。日本をどんな国にしたいか考えながら、グループで予算案を作ってもらいます。
- 予算案を発表しよう(発表・意見交換)
各グループから予算案とアピールポイントを発表してもらいます。
令和6年11月12日:札幌市立前田中学校
参加者
- 3年生 173名
参加者からの感想
- 今、日本が抱えている少子高齢化の問題についてや税の使い道についてグループワークを通し、様々な意見を聞くことができてよかったです。
- 歳入や、歳出のことや財政が自分たちにも大きく関わってくると知ることができて良かったです。税金をどのように使うかなどをいろんな意見を出して考えられたのがとてもいい経験となりました。
- 税金の使い方でどんな社会になるかが変わることが分かったので、財政は自分の生活にすごく関係があることだと思った。グループでテーマを実現するための予算を考えてみて、歳入と歳出や、増やす項目と減らす項目のバランスをとることが難しかったです。
当日の写真
令和6年11月14日:室蘭市立星蘭中学校
参加者
- 3年生 44名
参加者からの感想
- 日本の財政について自主的に考える機会が少ないので、今回の授業で色々考えることができてよかったです。
- 自分は財政について深く考えることがなかったから、実際にグループワークをやってみて、知らなかったことを知ることができて勉強になったと思いました。
- いままで税について殆ど知らなかったから、増税などがニュースになってもあまり興味がわきませんでした。でも、今回の授業で税などについてのニュースに少し目を通すようになりました。
当日の写真
令和6年11月21日:深川市立深川中学校
参加者
- 3年生 53名
参加者からの感想
- 公民で習ったことがよりわかりやすく理解することができました。
- 財政について実際に自分だったらこうするな、というふうに考えられてより理解が深まったと思います。
- 財政についてよく知ることができました。国がこの先も続いていくように考えていくことが大切だと思いました。
- 財政や税金について興味がなく考えたことがなかったが、この授業で自分に関係のないことではないとわかり、興味を持つことができ調べたいと思いました。
当日の写真
令和6年11月26日:札幌市立平岡緑中学校
参加者
- 3年生 144名
参加者からの感想
- 税金の使い道やどのように集めているかなど、学校で習っていなかったことが知ることができて、今後の財政について詳しく考えることができました。
- もっと国の財政の歳出と歳入の関係について理解することと、これからの社会について考えることをしていきたいと思うきっかけになりました。
- これからは財政のことを関係ないと思わず、自分にできることを考えたり、授業で行ったような歳出歳入のバランスを考えるなど、財政についてさらに深く学んでいけたらいいなと思いました。
- グループワークが楽しかったです。自分と違う意見の人もいたので時には賛成、時には自分の考えの方がいいところを熱弁したりするのが面白かったです。最終的にはみんなの考えがまとまって嬉しかったです。
- 普段は意識しにくいテーマですが、具体例やシミュレーションを通じて身近に感じられ、自分の役割を考える良い機会となりました。将来の社会を支える一員として、責任ある行動や選択をするための意識を高められたと感じました。
当日の写真
財政教育プログラムについて
当プログラムでは、タブレット又は予算ボードを使用し、国の予算編成を体験するアクティブラーニングを取り入れた授業となっており、道内の小学校、中学校、高校、大学で実施しております。
当プログラム実施のご相談は北海道財務局財務広報相談室までご連絡ください。
本ページに関するお問い合わせ先
北海道財務局総務部財務広報相談室
電話番号:011-709-2311(内線4270、4247)