令和5年5月25日から26日にかけて「財政」・「金融経済」教育プログラムを実施しました:本局財務広報相談室・金融監督第一課
鹿島朝日高等学校、日本航空高等学校の生徒に「財政」・「金融経済」教育プログラムを実施しました。
生徒たちは「財政」分野については、日本の財政状況や財政健全化の必要性等について学び、「金融経済」分野においては、将来のライフプランを見据えた家計管理や資産形成等について学びました。
政府・家計・企業を中心につくられている社会経済がどのように循環しているのか、「財政」分野と「金融経済」分野を同時に学ぶことにより、より深い知識を身に着けることができました。
1.実施概要
開催日
- 令和5年5月25日(木曜日) 13時から15時30分 財政教育プログラム
- 令和5年5月26日(金曜日) 13時から15時30分 金融経済教育プログラム
開催校、参加人数
- 鹿島朝日高等学校
- 日本航空高等学校
1年生から3年生 27名 (うちオンライン参加7名)
プログラムの内容
財政教育プログラム
財政についての講義
予算編成シミュレーション(グループワーク)
作成した予算案についてのプレゼンテーション
金融経済教育プログラム
金融経済に関する講義
資産形成ゲーム(グループワーク)
投資行動についてのプレゼンテーション
両プログラムとも、講義でインプットした知識をグループワークでアウトプットすることによる「知識の定着」と、アクティブラーニングを取り入れた、「主体的な学習」を目指したプログラムとなっています。
2.当日の様子
5月25日(木曜日)財政教育プログラムの様子
財政について説明する講師と説明を聞く生徒の様子
グループごとに予算案を作成しながら議論する生徒の様子
5月25日(木曜日)財政教育プログラムを受講していただいた感想
- あまり考えることがなかった財政のことを考えるきっかけになる貴重な機会だった。
- グループワークなどの意見発表の場で、自分にはない視点を得られる貴重な経験となり、とても楽しく学ぶことができた。
- つい先日、選挙に参加出来るようになったので、財政含め政治についてしっかり学ぼうと思った。
財政・金融経済教育プログラム補足講義の様子
財政と金融経済の関係性について説明する講師の様子
令和5年5月25日(木曜日)財政分野の講義後、翌日に実施予定の金融経済分野とのつながりについて講義を行いました。社会経済について、マクロな視点からミクロな視点へ、金融経済分野の学習内容をより効率的に学べるよう、事前学習を行いました。
5月26日(金曜日)金融経済教育プログラムの様子
ライフプラン・家計管理・資産形成等について講義する講師と説明を聞く生徒の様子
架空の社会で起きた出来事や企業からの発表を参考にどの株を売買するか議論する生徒の様子
当プログラムの実施目的・お申込み等について
財政教育プログラムについて
北海道財務局では、日本の財政に興味を持ってもらい、社会問題を自分事として捉え、自分たちの国の将来について考え、判断できる知識を育むことを目的に、財政教育プログラムを実施しております。
当プログラムでは、タブレット又は予算ボードを使用し、国の予算編成を体験するアクティブラーニングを取り入れた授業となっており、道内の小学校、中学校、高校、大学で実施しております。当プログラム実施のご相談は北海道財務局財務広報相談室までご連絡ください。
当プログラムの詳細(リーフレット・紹介動画等)は財務省財務局ホームページをご覧ください。
金融経済教育プログラムについて
北海道財務局では、若年層の金融リテラシー向上を目的に、アクティブラーニングを取り入れた「金融経済教育プログラム」の提供を行っています。
当プログラムは当局職員による講義(金融や経済に関する基礎的な内容)と資産形成体験ゲーム(グループワークを通じて架空の企業の株を売買し、資産形成を疑似体験するゲーム)で構成され、各種イベントや高校・大学で実施しております。