令和5年8月9日に市立函館高等学校の生徒へ財政に関する授業を行いました:函館財務事務所
最終更新日:2023年9月15日
北海道財務局函館財務事務所では、若年層に財政や金融に興味を持ってもらうための取組を行っています。今回は市立函館高等学校の生徒へ「財政を通じて日本の未来を考えよう」というテーマのもと、講義及びグループワークを行いました。
開催の経緯
市立函館高等学校では、授業の一環として、地域の伝統・文化・自然を学ぶことでより深く函館を知り、地域を取り巻く課題や現状に関心を持ち、主体的に探究する力を養うための「地域探究学習」を行っています。生徒は、自らの興味がある授業に参加しています。
授業に当たっては、市内の様々な企業・団体が40を超える講座を提供しており、函館財務事務所でも同校の取組に協力しています。
実施概要
1.日時
令和5年8月9日(水曜日) 9時20分から14時30分
2.開催場所
函館第2地方合同庁舎内 会議室
3.参加者
市立函館高等学校生徒 3名
授業内容
1.国の財政について
以下の項目について、統計データ等を確認しながら説明を行いました。
- 令和5年度一般会計予算について
- 国債発行額の推移及び国債残高について
- 少子高齢化と財政の関係について
2.予算編成シミュレーション
生徒が財務大臣になって、日本の未来を考えるシミュレーションで、日本をどんな国にしたいか考えながら、予算案を作ってもらいました。
3.グループワーク
架空の政党を2つ用意し、どの政党に投票するのが良いかを考える模擬選挙を実施しました。各党の政策についてそれぞれ良い点・悪い点をあげてもらいどの政党を選ぶべきか生徒同士で意見交換を行いました。
4.授業の様子
財政について説明する講師とそれを聞く生徒の様子
模擬選挙で投票箱へ投票をする生徒の様子
生徒の感想
- エクセルを使用したシミュレーションが面白かった。議論が出来たことも楽しかった。
- これからの日本の課題は、国の借金をどう返済していくかということ。次の世代の人たちに借金の返済を任せないためにも今の人たちがどうすべきかを考えなければいけない。
- 高齢者と子どものどちらを支援するべきかを考えるのが難しかった。子育て支援を充実させた場合、高齢者が苦しくなるので、将来自分たちが苦労するかもしれないことを考えるとどうしようか迷う。
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函館財務事務所総務課
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