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令和5年4月19日に財務行政アドバイザリー会議を開催しました:函館財務事務所

 

 当財務事務所では、令和5年4月19日に財務行政アドバイザリー会議を開催し、令和4事務年度(令和4年7月から)の当所の業務(財政・金融・国有財産・広報・地域連携等)に関する取組みを説明した後、財務行政アドバイザーから以下の意見・要望等をいただきました。

 

(注釈)財務行政アドバイザーは、当所の業務運営に係る意見を聴取することを目的として、道南地域を中心に各分野でご活躍されている専門家の方々に委嘱しています。

 

1.日時

 

 令和5年4月19日(水曜日)10時30分から12時まで

2.開催場所 

 函館財務事務所 会議室

3.財務行政アドバイザー(五十音順)

  • 一般社団法人北海道中小企業家同友会函館支部長 嘉堂 聖也氏
  • 株式会社函館新聞社執行役員編集局長 児玉 匡史氏
  • 北海道教育大学函館校教授 小林 真二氏
  • 一般社団法人函館国際観光コンベンション協会専務理事 布谷 朗氏

4.財務行政アドバイザーからの意見・要望等 

 【嘉堂支部長】

  • 道南経済については、観光がコロナ禍前の水準に戻ってきているという話もあるが、観光客も地元の人も財布のひもが固くなっているので、消費を促す行政や民間からのアプローチがあると良いのではないか。
  • 青函みらい会議を聴いて、それがきっかけで民間企業等が行った事業など、アウトプットできた事例について、事後に発表してはどうか。次のステップにつながれば、効果的だと思う。

 

 【児玉執行役員編集局長】

  • 函館山見学会には当社の記者も取材を行ったが、要塞があったのかと驚いたと聞いているので、国有財産の観光利用について考えてはどうか。
  • 高校生のための金融リテラシー講座については、成年年齢が引下げられたので大変有意義だと思う。
  • 財務事務所が行った自治体に対する財務状況ヒアリング結果については、自治体の財政状況がどのような状況にあるのか客観的な分析によってわかるので、地域住民にとっても大変有意義だと思う。(一部の自治体ではホームページで公表)

 

 【小林教授】

  • 最近は、小学校・中学校・高等学校で「探究学習」といって、単なる調べ学習ではなく、課題について生徒が主体的に調査やインタビューなどを行って発表する学習を行っている。当方では教育大付属中を担当しているが、財務事務所の業務は幅広いので、調査・インタビュー先として協力していただくこともあるかもしれない。どこに聞いたら良いかわからないことでも、コンシェルジュ機能で紹介していただけると助かる。

  • 函館港へのクルーズ船の寄港については、今年度はコロナ禍前の水準に回復する予定になっている。函館は夜景を見るために、他の寄港地より滞在時間が長いと聞いており、乗客は大きな船になると1隻5千人から6千人乗船しているので、市内を観光してお金を落としてもらえるように、函館の魅力発信等が必要である。

 

 【布谷専務理事】

  • 観光が回復しているという話もあるが、宿泊施設のスタッフが不足しており、料理をメインとする割烹旅館で料理が提供できないという話もある。
  • 函館へUターンをするにも居住場所の支援だけでなく、仕事も必要だと思うので、首都圏で新卒・既卒者共対象の「就職セミナー」を観光協会としてできたらと考えている。

5.会議の様子

 

アドバイザーへ当所の業務について説明している職員

 

本ページに関するお問い合わせ先

函館財務事務所総務課
電話番号:0138-47-8445

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