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令和5年1月12日に市立函館高等学校の生徒へ財政に関する授業を行いました:函館財務事務所

 北海道財務局函館財務事務所では、若年層に財政や金融に興味を持ってもらうための取組みを行っています。今回は市立函館高等学校の生徒へ「財政を通じて日本の未来を考えよう」というテーマのもと、講義及びグループワークを行いました。

開催の経緯

 

 市立函館高等学校では、授業の一環として、地域の伝統・文化・自然を学ぶことでより深く函館を知り、地域を取り巻く課題や現状に関心を持ち、主体的に探究する力を養うための「地域探究学習」を行っています。生徒は、自らの興味がある授業に参加しています。

 授業に当たっては、市内の様々な企業・団体が40を超える講座を提供しており、函館財務事務所でも同校の取組に協力しています。

実施概要

1.日時

 

 令和5年1月12日(木曜日) 9時から11時40分

2.開催場所

 

 函館第2地方合同庁舎内 共用会議室

3.参加者

 

 市立函館高等学校生徒 6名

授業内容

1.国の財政について

 

 以下の項目について、統計データ等を確認しながら説明を行いました。

  • 令和4年度一般会計予算について
  • 国債発行額の推移及び国債残高について
  • 少子高齢化と財政の関係について

2.グループワーク

 

 架空の政党を3つ用意し、どの政党に投票するのが良いかを考える模擬選挙を実施しました。各党の政策についてそれぞれ良い点・悪い点をあげてもらいどの政党を選ぶべきか生徒同士で意見交換を行いました。

3.授業の様子

説明する講師とその説明を聞く高校生

 

どの政党に投票するか議論する高校生

生徒の感想

 

  • 健全な財政にしていくには、負担と福祉のバランスを考え、どの政策がよいかを考えていくことが大切だと思った。
  • 各国と比較してみると、日本の借金が多かったり、社会保障の受益と負担のバランスが少し外れていることが分かりました。
  • 模擬選挙で3つの政党を見比べて、投票先を決めるときに自分一人の意見だけでなく、話し合いによって新しく出てきた意見や自分では思いつかなかった意見がたくさんあって、自分はどんなことに重きを置いているのか発見することが出来ました。

本ページに関するお問い合わせ先

函館財務事務所総務課
電話番号:0138-47-8445

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