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令和4年12月21日に函館市立本通中学校にて「財政教育プログラム」を実施しました:函館財務事務所

 財務省では、若年層向けに日本の財政に興味を持ってもらい、日本の将来について考えてもらうために、「財政教育プログラム」を実施しています。今回は、函館市立本通中学校にて、生徒のみなさんと日本の財政について考えました。

実施概要

1.開催日時

 

 令和4年12月21日(水曜日) 8時30分から12時20分

2.開催場所

 

 函館市立本通中学校 体育館

3.参加者

 

 函館市立本通中学校 中学3年生129名

実施内容

1.実施の経緯

 

 北海道教育大学函館校では、地域で活躍する上で必要な実践的課題解決能力を養うための地域プロジェクト 別ウィンドウで開きますを行っています。このプロジェクトの一つとして、「『財政教育プログラム』刷新協働プロジェクトwith函館財務事務所」を立ち上げ、令和4年4月より奥平准教授と7名の大学生、函館市立本通中学校、函館財務事務所で協働し授業づくりを行いました。当日は、7名の大学生に教壇に立ってもらい、授業及びグループワークを行いました。

2.授業内容

座学

 日本の財政について歳入歳出の内訳や、国債の残高、少子高齢化に伴う日本の社会の変化など、次のグループワークにつながる知識の習得のため講演を行いました。

 

日本の財政について質問する大学生と、回答する中学生

グループワーク

 大学生が政党の候補者となり、生徒が1つの政党を選ぶという模擬選挙のワークを行いました。まず、候補者に扮した大学生の政策案を生徒に聞いてもらいました。高福祉高負担の国を目指す政党、低福祉低負担で国債の返済を行う政党といった架空の政党を作り、政策案を通じて財政に関する理解を深めてもらうことを目指しました。

 

中学生に政策を演説する大学生

 

 生徒はどの候補者がいいと思うか、他の生徒や候補者、函館財務事務所職員と議論を交わしました。

 

グループワークで議論する大学生と生徒

生徒の感想

 

  • これから高齢者が増えて年金、医療や介護にかかる費用が増えて多くの税金が必要となるので、限られた予算を上手く使っていくにはしっかりと計画を立てて使うべきだと思いました。
  • 必要とされているところにお金が行き渡るよう、税金の使い方について考えるべきだと思いました。
  • 政治に参加するということは、1票がすごく大事になると思いました。
  • 大きな政府と小さな政府に分かれて、話し合うときにそれぞれにメリット、デメリットがあり、それを配慮して考えるのが難しかったです。
  • 大きな政府と小さな政府にはどちらもメリットとデメリットがあって、しっかり考えて投票することが大切だと思いました。18歳になったら絶対に選挙に行こうと思いました。

本ページに関するお問い合わせ先

函館財務事務所総務課

電話番号:0138-47-8445

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