令和6年11月に名寄市立大学及び旭川市立大学で「財政教育プログラム」を実施しました:旭川財務事務所
旭川財務事務所では、小学生から大学生までを対象として、タブレット端末を活用したアクティブ・ラーニングを導入した特別授業・講義を実施しています。本プログラムを通じて、日本の財政に興味を持ち、社会問題を自分事として捉え、国の将来について考える・判断できる知識を育むことを目的に実施しております。
プログラム内容
- 日本の財政について考えてみよう(座学)…国の今年度予算や財政状況の変化・その理由を当所職員が解説し、財政とはなにか、またその現状と課題を学びます。
- 財務大臣になって予算を作ろう(グループワーク)…よりよい社会のために、いまの日本の財政状況(歳入・歳出)をどのように見直すべきか、5・6人程度のグループに分かれ、理想の予算案を生徒・学生の視点から話し合います。
- 大臣になったつもりで予算案を発表しよう(発表・意見交換)
令和6年11月7日と14日に名寄市立大学で「財政教育プログラム」を実施しました
参加者
大学1・2年生:延べ104名
当日の様子
講師からの説明を聞く学生と教室の様子
タブレットを使ってグループワークを行う学生
授業を受けた学生の意見・感想
- 予算編成シュミレーションでは、グループ内で予算のどこに重点を置くのかは、意見が一致することもあればバラバラな所もあり、話し合いによって新しい視点を得られた場面があった。
- 5人で意見を擦り合わせるのも大変だったのに、実際予算を決める時はもっと多くの意見の中で決めるので、全員が納得する結果になるというのは難しいと実感した。
- ワークを通じて、日本の財政について細かく何にお金を使っているか、詳しく知りたいと感じた。
令和6年11月18日と21日に旭川市立大学で「財政教育プログラム」を実施しました
参加者
11月18日:大学3・4年生延べ24名、11月21日:大学1年生8名
当日の様子
教室全体と講師から説明を受ける学生の様子
日本の歳出項目について解説する講師
グループで議論した予算案を発表する生徒
授業を受けた学生の意見・感想
- 財政を考えるときに、誰かにとってメリットになることは、誰かにとってはデメリットになってしまうので、そのバランスを調整することが難しいと思った。
- グループワークでの話し合いを通じて、人それぞれ思っていることや課題が分かって、意義あるものとなった。
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旭川財務事務所 総務課
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