令和5年11月・12月に管内の学校で「財政教育プログラム」を実施しました:旭川財務事務所
旭川財務事務所では、小学生から大学生までを対象として、タブレット端末を活用したアクティブ・ラーニングを導入した特別授業・講義を実施しています。本プログラムを通じて、日本の財政に興味を持ち、社会問題を自分事として捉え、国の将来について考える・判断できる知識を育むことを目的に実施しております。
プログラム内容
- 日本の財政について考えてみよう(座学)…国の今年度予算や財政状況の変化・その理由を当所職員が解説し、財政とはなにか、またその現状と課題を学びます。
- 財務大臣になって予算を作ろう(グループワーク)…よりよい社会のために、いまの日本の財政状況(歳入・歳出)をどのように見直すべきか、6人程度のグループに分かれ、理想の予算案を生徒・学生の視点から話し合います。
- 大臣になったつもりで予算案を発表しよう(発表・意見交換)
令和5年11月16日と30日に名寄市立大学で「財政教育プログラム」を実施しました
参加者
大学1年生:延べ91名
当日の様子
グループで予算案を作成する学生とアドバイスする講師
日本の財政や税金の種類についての講義の様子
受講した学生の意見・感想
- 今の財政を変えてくことにも多大な努力がいるし、人によって捉え方も考え方も異なるため、全国民が納得する財政の在り方は難しいと感じました。
- 今まで日本の財政は無駄が多いと思っていましたが、実際に自分たちで決めるとなると、どの項目も必要であり、変えることが難しいと思いました。
- 正解はないのでどこに重点を置いて考えていくか、また、重点を置くことにより取り残される人も出てくるので、どうすれば平等になっていくか考える必要があると思いました。
令和5年12月6日に北海道幌加内高等学校で旭川中税務署と共同で「租税教室・財政教育プログラム」を実施しました
参加者
高校2年生:15名
当日の様子
グループワークで活発に議論する生徒ら
授業を受けた生徒の意見・感想
- 財政について学んでいくことの大切さを感じました。知識はより良い人生を生きていくための武器になると思うので、時代に合わせた知識を得ていけるようにしたいです。
- グループワークによって、自分ではあまり考えないことを他人の意見で考えることができました。
令和5年12月16日と18日に北海道富良野高等学校で旭川中税務署と共同で「租税教室・財政教育プログラム」を実施しました
参加者
高校2年生:延べ130名
当日の様子
予算案について話し合いを行う生徒と質問する講師
グループワークで作成した予算案を発表する生徒
授業を受けた生徒の意見・感想
- もう少し税金についてどんな使われ方をしているのかを調べて、自分の考えを広げたいです。
- 普段財政について詳しく触れる機会がないので、日本の現状を知れてよかったです。他人事だと思っていたけれど、来年には選挙も投票できる年になるし、法律上は成人だから身近なことだと感じました。
- 講師の方が優しくアドバイスをしてくれて、説明もわかりやすく、楽しく学ぶことができました!
本ページに関するお問い合わせ先
旭川財務事務所 総務課
電話番号:0166-31-4151