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「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」(佐賀県)を開催しました(令和7年1月22日)

 福岡財務支局は、令和7年1月22日、佐賀県警察本部と連携し、今回で11回目となる「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」(佐賀県)を開催しました。福岡財務支局・佐賀県警察本部のほか、佐賀県内に店舗を有する銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫等から36名が参加し、金融犯罪の被害撲滅に向けて連携を強化しました。

 佐賀県内では、令和6年のニセ電話詐欺の認知件数が157件、被害額が2億8,764万円となっているほか、SNS型詐欺・ロマンス詐欺については、認知件数が120件、被害額が7億2,100万円と急増しており、深刻な状況となっています。会議開催にあたり、森山 佐賀財務事務所長は、「金融犯罪の被害が深刻な状況となっている中、関係者間で情報交換・意見交換を行い、連携を強化することは意義のあることであり、金融犯罪の被害撲滅に向けて、今後とも金融機関の協力を賜りたい。また、昨年11月26日、佐賀県警察本部と県内に本店がある金融機関の間において、「特殊詐欺等の情報提供に関する協定」が締結されたところ、本協定に基づく情報提供・連携が、実効性のある形で運用されることを期待したい」と述べました。

 会議では、佐賀県警察本部からSNS型投資・ロマンス詐欺等の現状や対策、実際の犯行手口や検挙事例の説明があったほか、ニセ電話詐欺の対策や課題等について、金融機関同士による意見交換が行われました。

 福岡財務支局としては、引き続き、金融犯罪の被害撲滅に向けて、佐賀県警察本部及び金融機関等と連携してまいります。

 

森山佐賀財務事務所長が開会挨拶をする写真   佐賀県警察本部の講演を聞く参加者の写真

             開会挨拶をする森山佐賀財務事務所長                                   連携会議の様子              

開催概要

【開催日時】

 令和7年1月22日(水曜日)13時30分から15時

【参加機関】

 福岡財務支局、佐賀県警察本部、佐賀銀行協会、佐賀県内の金融機関(地域銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫)等

【次第】

  1. 開会挨拶
    (福岡財務支局 森山 佐賀財務事務所長)
  2. 10億円被害の現状
    (佐賀県警察本部 青栁 生活安全企画課安全・安心まちづくり推進室長)
  3. 預金者を守るために
    (佐賀県警察本部 古賀 特殊詐欺捜査室長)
  4. 意見交換

  5. 閉会挨拶
    (佐賀県警察本部 樋口 生活安全部長)

本ページに関するお問い合わせ先

福岡財務支局理財部 金融監督第一課  電話:092-411-5081

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