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「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」(長崎県)を開催しました(令和6年12月2日)

 福岡財務支局は、令和6年12月2日、長崎県警察本部と連携し、今回で9回目となる「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」(長崎県)を開催しました。福岡財務支局・長崎県警察本部のほか、長崎県内に店舗を有する銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫等から34名が参加し、金融犯罪の被害撲滅に向けて連携を強化しました。

 長崎県内では、「SNS型投資・ロマンス詐欺」が増加の一途をたどっており、2024年1月から10月の被害総額が8億円を超えています。会議開催にあたり、田原 長崎財務事務所長は、「市職員や銀行職員を名乗る還付金詐欺被害の前触れとなる不審電話に関する相談が多発しているほか、SNS型投資・ロマンス詐欺も急増しており、深刻な状況となっている。こうした中、関係者間で情報交換・意見交換を行い、連携を強化することは意義のあることであり、金融犯罪の被害撲滅に向けて、今後とも金融機関の協力を賜りたい」と述べました。

 会議では、長崎県警察本部からニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の現状や被害の特徴、被害防止に向けた取組み等の説明、十八親和銀行や長崎銀行から取組事例の発表がありました。

 福岡財務支局としては、引き続き、金融犯罪の被害撲滅に向けて、長崎県警察本部及び金融機関等と連携してまいります。 

 

田原長崎財務事務所長が開会挨拶をする様子    長崎県警の主な取組についての講演を聞く参加者の様子 「犯人からの電話がつながりにくい環境づくりの推進」の内容で特に詐欺の前触れとして多い、国際電話番号への対応について説明されたグラフ

    開会挨拶をする田原長崎財務事務所長                         連携会議の様子                  長崎県警による説明(抜粋)

開催概要

【開催日時】

 令和6年12月2日(月曜日)13時30分から15時

【参加機関】

 福岡財務支局、長崎県警察本部、長崎銀行協会、長崎県内の金融機関(地域銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫)等

【次第】

   1.開会挨拶

  (福岡財務支局 長崎財務事務所長)

 2.詐欺等被害状況及び対策

  (長崎県警察本部 生活安全企画課犯罪抑止対策室長)

 3.詐欺等グループ犯行手口及び検挙事例紹介

  (長崎県警察本部 組織犯罪対策課課長補佐)

 4.金融機関に対する依頼事項

  (長崎県警察本部 生活安全企画課課長補佐)

 5.金融機関の取組事例発表

  (株式会社十八親和銀行、株式会社長崎銀行)

 6.意見交換・質疑応答

 7.総括

  (福岡財務支局 金融監督第一課長)

  (長崎県警察本部 生活安全部長)

本ページに関するお問い合わせ先

福岡財務支局理財部 金融監督第一課  電話:092-411-5081

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