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「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」を開催しました(令和6年2月15日)

 福岡財務支局は、令和6年2月15日、福岡県警察本部等と連携して「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」を開催しました。福岡財務支局・福岡県警察本部のほか、福岡県内に店舗を有する銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫等から約60名が参加し、金融犯罪の被害撲滅に向けて連携を強化しました。

 

 2023年の福岡県内におけるニセ電話詐欺の被害件数は576件、被害額は13億3,105万円と、令和に入って最悪の結果となっています。会議開催にあたり中澤 福岡財務支局長は、「福岡県における近年のニセ電話詐欺の被害状況は、被害件数・金額ともに増加傾向にあり、昨年の被害は令和に入り最悪の状況であるなど、被害撲滅のためには金融機関の一層の協力が必要不可欠である」と述べました。

 

 会議では、福岡県警察本部や金融庁からニセ電話詐欺等をはじめとする金融犯罪の現状と対策等の説明、また、筑邦銀行や遠賀信用金庫から取組事例の発表がありました。

 

 福岡財務支局としては、引き続き、金融犯罪の被害撲滅に向けて、福岡県警察本部及び金融機関等と連携してまいります。 

 なお、同様の会議を、佐賀県及び長崎県においても開催しております。

 

 

                  

開会挨拶をする福岡財務支局長の写真    連携会議中の様子 

            開会挨拶をする中澤福岡財務支局長                                           連携会議の様子

開催概要

【開催日時】 
 令和6年2月15日(木曜日)13時30分から15時20分

 

【参加機関】

 福岡財務支局、金融庁、福岡県警察本部、福岡銀行協会、福岡県信用金庫協会、福岡県信用組合協会、福岡県内の金融機関(地域銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫)等

 

【次第】

 1.開会挨拶(中澤 福岡財務支局長、岩下 福岡県警本部長)
 2.ニセ電話詐欺の現状と協力依頼
  (福岡県警察本部 下村 生活安全総務課犯罪抑止対策室長)
 3.インターネットバンキングに係る不正送金被害の現状と対策について
  (福岡県警察本部 福本 サイバー犯罪対策課高度情報技術対処センター管理官)
 4.金融犯罪に係る金融庁の取組みについて
  (金融庁 柴田 監督局銀行第二課地域銀行調整官)
 5.金融機関の取組発表
 6.意見交換
 7.閉会挨拶(福岡銀行協会 城後 常務理事)

本ページに関するお問い合わせ先

福岡財務支局理財部 金融監督第一課  電話:092-411-5081

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